（第十巻）トウルヌスを生かして

アエネアスと援軍が到着し、両軍の殺戮が展開される中、トウルヌスがパラスを討ち取った。それを知ったアエネアスは悪鬼と化しトウルヌスを追う。しかし、ユノが魔術をもってトウルヌスを自国に送り返してしまう。代りにメッゼンティウス親子がアエネアスの手にかかってしまう。

目次

10(1)天の御前会議　(1-15)よいかな、いつかカルタゴがローマの砦に大災厄を運んでくる。

10(2)ウェヌスの弁論　(16-69)何とかこの包囲網を解いてやってはくださいませんか。

10(3)ユノの反論　(70-95)いまさら不平を並べても遅うござんすわ。

10(4)ユピテルの裁可　(96-117)いかなる見込みを抱いているのか、わしは当分判断を控える。

10(5)劣勢のトロイ陣　(118-145)柵の中に追いつめられ、退路を断たれ、絶望的な戦い

10(6)トロイ側の援軍　(146-214)アエネアスの艦が先頭）を進んだ。

10(7)トロイ艦隊の妖精　(215-259)彼女はこう言うと、別れに際し、船を右手でぐいと押した。

10(8)元気付く陣営　(260-266)アエネアスは、燃えあがる盾を、左手で高々とかかげた。

10(9)トウルヌスの反応　(267-286)海岸線を確保し、水際で敵の来襲を食い止めようとした。

10(10)タルコン王の檄　(287-307)漕ぎ手は一斉に頭を反らせて櫂を漕いだ。

10(11)アエネアス参戦　(308-361)トロヤ軍とラティウム軍はまさにそのように衝突した。

10(12)パラスの初陣　(362-404)われらの敵は神にあらず、同じ死すべき人間が身と身を

10(13)若武者同士　(405-438)ふたりはそれぞれ、より強力な敵に討たれる運命にあった。

10(14)パラス討ち死に　(439-500)トウルヌスはこの戦利品が嬉しくてたまらなかった。

10(15)マグスの命乞い　(501-542)戦の取引は、トウルヌスがパラスを討った時に終っておる。

10(16)お助けを　(543-605)戦場のアエネアスの姿は、まさにアエガエオンそのものだった。

10(17)トウルヌスの助命　(606-632)もしもお前が、変な下心を隠し、戦争全体の成り行きを

10(18)案山子　(633-688)だがトウルヌスは、旋風に巻かれて海洋の直中にあった。

10(19)メッゼンティウス　(689-772)死すべき人間たちへの課題だとしても、あまりにも辛くて

10(20)孝行息子ラウスス　(773-832)戦闘不能に陥ったメッゼンティウスは重い足を動かし

10(21)埋葬頼みいる　(833-908)息子よ、わしは、自分の悪業でおまえの名誉まで奪って

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2015/12/6-11 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会
2020/6/10(600-650他)