（第三巻）新天地への彷徨(ほうこう)

第二巻に続き、カルタゴの女王ディドの宴席で、アエネアスが新天地を目指す航海の回想をしている。物語はホメロスの「オデュッセイア」を基調にしている。彼の話は、シチリヤ島で父アンキセスが亡くなったところで、突然打ち切られる。

目次

3(1)船でトロイを脱出　船を建造してトロイを脱し新天地を目指してトラキア（地方）に着く

3(2)穢れたトラキアの地　怪異にポリュドルス悲運を知り葬儀を営み穢れたトラキアを去る

3(3)クレタ島とトロイ　デロス島にてアポロの神託を聞き、アンキセスがクレタ島とトロイの因縁を説く

3(4)凶のクレタ島を放棄　クレタ島に着き居を定めようとするが疫病凶作が襲い再度アポロの神託

3(5)ペナテスが予言　国の守り神（小像：ペナテス）がアエネアスに現れ新天地はイタリアと告げる

3(6)ギリシャ東岸の小島　　怪鳥ハイピュイアの島にて食卓を穢され飢餓で食卓を噛み砕く予言

3(7)パイアケス人　ギリシャ東側の海を北上し「オデュッセウス」の島に罵声をあびせる

3(8)アンドロマケ　ギリシャ東側海岸北部の町ブトロトウムでヘクトルの妻アンドロマケに出会う

3(9)予言（前編）　神官を兼ねるヘレヌス王がアエネアスの航海のあらましを告げる（スキュラの海）

3(10)予言（後編）　クマエの巫女はイタリアの民と、来るべき戦について、何事かを告げるでしょう

3(11)別離の港町　ヘレヌス王とアンドロマケとに分かれを告げ、海路イタリアを目指す。

3(12)イタリアの軍馬　外套で頭を包み、ヘレヌスが与えてくれた忠告に従い、その作法どおり

(2017年)観光旅行レポート「シチリヤ島・マルタ島・ゴゾ島」

3(13)カリュブディス　潮の彼方に、シチリアのアエトナ山が見えました。海はしきりに呻き声をあげ

3(14)シチリヤの山　森の中から恐ろしく痩せた人間の姿が現れました。男だと判断できる奇態で、

3(15)智将の従者　黒い血で汚れた仲間の生温かい手足が、あやつの歯の間で震えており申した。

3(16)水先案内人　この航路を導いたのは、不幸なウリクセスの従者、アカエメニデスでした。

3(17)アンキセス死去　ここまで語るとアエネアスは黙った。そして物語に終止符を打って休んだ。

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2015/10/5-10/23、12/13 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会
2020/6/9(600->650)