(1) 聖書・ユダヤ教の女性たち

そこでマリヤは御使に言った、 「どうしてそんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。 ルカ1-34

聖書に登場する女性をピックアップしてみた。これだけを読んでも、ユダヤの女性たちの生き様のなかに、聖母マリヤまでの歴史が浮かび上がる。

目次

(1)エバ、アダムの妻（創世記） 3-20さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。3-21主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。

(2)サラ、アブラハムの妻（創世記） 12-11エジプトにはいろうとして、そこに近づいたとき、彼は妻サライに言った、「わたしはあなたが美しい女であるのを知っています。12-12それでエジプトびとがあなたを見る時、これは彼の妻であると言ってわたしを殺し、あなたを生かしておくでしょう。12-13どうかあなたは、わたしの妹だと言ってください。

(3)リベカ、イサクの妻（創世記） 24-24彼女は彼に言った、「わたしはナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘です」。24-25また彼に言った、「わたしどもには、わらも、飼葉もたくさんあります。また泊る場所もあります」。24-26その人は頭を下げ、主を拝して、24-27言った、「主人アブラハムの神、主はほむべきかな。

(4)レア、ヤコブの一番目の妻（創世記） 29-23夕暮れとなったとき、娘レアをヤコブのもとに連れてきたので、ヤコブは彼女の所にはいった。29-24ラバンはまた自分のつかえめジルバを娘レアにつかえめとして与えた。29-25朝になって、見ると、それはレアであったので、ヤコブはラバンに言った、「あなたはどうしてこんな事をわたしにされたのですか。わたしはラケルのために働いたのではありませんか。

(5)ラケル、ヤコブの二番目の妻（創世記）　 29-28ヤコブはそのとおりにして、その一週間が終ったので、ラバンは娘ラケルをも妻として彼に与えた。29-29ラバンはまた自分のつかえめビルハを娘ラケルにつかえめとして与えた。29-30ヤコブはまたラケルのところにはいった。彼はレアよりもラケルを愛して、更に七年ラバンに仕えた。 29-31主はレアがきらわれるのを見て、その胎を開かれたが、ラケルは、みごもらなかった。

(6)タマル、義父ユダによるエルの母（創世記）　 38-15ユダは彼女を見たとき、彼女が顔をおおっていたため、遊女だと思い、38-16道のかたわらで彼女に向かって言った、「さあ、あなたの所にはいらせておくれ」。彼はこの女がわが子の妻であることを知らなかったからである。彼女は言った、「わたしの所にはいるため、何をくださいますか」。

(7)エフタの娘（士師記）　 11-30エフタは主に請願を立てて言った、「もしあなたがアンモンの人々をわたしの手にわたされるならば、11-31わたしがアンモンの人々に勝って帰るときに、わたしの家の戸口から出てきて、わたしを迎えるものはだれでも主のものとし、その者を燔祭としてささげましょう」。

(8)ルツ、ダビデの祖（ルツ記）　　 わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。1-17あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。

(9)ハンナ、サムエルの母（サムエル記上）　 2-1ハンナは祈って言った、 「わたしの心は主によって喜び、 わたしの力は主によって強められた、 わたしの口は敵をあざ笑う、 あなたの救によってわたしは楽しむからである。

(10)アビガエル、ダビデの妻（サムエル記上）　 25-32ダビデはアビガイルに言った、「きょう、あなたをつかわして、わたしを迎えさせられたイスラエルの神、主はほむべきかな。25-33あなたの知恵はほむべきかな。またあなたはほむべきかな。あなたは、きょう、わたしがきて血を流し、手ずからあだを報いることをとどめられたのです。

(11)タマル、アブサロムの妹（サムエル記下）　 13-14しかしアムノンは彼女の言うことを聞こうともせず、タマルよりも強かったので、タマルをはずかしめてこれと共に寝た。13-15それからアムノンは、ひじょうに深くタマルを憎むようになった。彼女を憎む憎しみは、彼女を恋した恋よりも大きかった。アムノンは彼女に言った、「立って、行きなさい」。

(12)バテシバ、ダビデの妻（サムエル記下）　 11-2さて、ある日の夕暮、ダビデは床から起き出て、王の家の屋上を歩いていたが、屋上から、ひとりの女がからだを洗っているのを見た。その女は非常に美しかった。11-3ダビデは人をつかわしてその女のことを探らせたが、ある人は言った、「これはエリアムの娘で、ヘテびとウリヤの妻バテシバではありませんか」。

(13)無名の賢女、自分の町アベルを救う（サムエル記下）　 20-21事実はそうではなく、エフライムの山地の人ビクリの子、名をシバという者が手をあげて王ダビデにそむいたのです。あなたがたが彼ひとりを渡すならば、わたしはこの町を去ります」。女はヨアブに言った、「彼の首は城壁の上からあなたの所へ投げられるでしょう」。

(14)リヅバ、木に架けられた子たちの母（サムエル記下）　 21-10アヤの娘リヅパは荒布をとって、それを自分のために岩の上に敷き、刈入れの初めから、その人々の死体の上に天から雨が降るまで、昼は空の鳥が死体の上にこないようにし、夜は野の獣を近寄らせなかった。

(15)エステル、ペルシャの王妃（エステル記）　 2-8王の命令と詔が伝えられ、多くのおとめが首都スサに集められて、ヘガイの管理のもとにおかれたとき、エステルもまた王宮に携え行かれ、婦人をつかさどるヘガイの管理のもとにおかれた。

(16)ユディト、アッシリヤの将軍の首（ユディトの書） 12-16ユディトは入ってきて、そこに腰をおろした。その彼女の姿にホロフェルネは魂を奪われ心をときめかした。彼は彼女と寝たいと欲望を燃やした。彼女を見た日以来、彼は誘惑するときをうかがっていた。

(17)聖母マリヤ 1-37神には何でもできないことはありません」。1-38そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。

次へ

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに制作してよい」

ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義

略称：オリジナル教会

2019/10/28（ページ分割、コンテンツ再配置）

（ささくら修道会規約）当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例（Today's English Version)

聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）

いろいろ聖書　　ささくら宗の聖書