| 東方教会の「東方」とは、ローマ帝国の地中海世界の東半分を意味し、北はギリシャ、アジヤ(今のトルコ)、東沿岸部のパレスチナ、南はエジプトをさす。最初に「アレキサンドリヤ」、次に「コンスタンティノープル」に、教皇を頂点とするピラミッド型組織からの離脱が起った。 それは「分割統治」を利用しての離脱であった。だが、アレキサンドリヤは641年に、コンスタンティノープルは1453年にあえなく、単一神「アラー」の軍門に下り、イスラム化した都市に逼塞した。そして、独立したギリシャに「正教」ブランドの私設教会を造り、地域教会とした。 コンスタンティノープル陥落直前に「ロシヤ正教」が誕生した。国家を精神面で支える「東方教会」の理念を踏襲しているのは、「ロシヤ正教」のみ。 |
| 「獣から人へ」のイエスとマリヤさまを否定 「ヨハネによる福音書」は分割統治の申し子 2022/3/28、12/28 |
| ローマ帝国の「西と東」の聖母子 聖母マリヤを「イエスの母」に封印の「東方哲学者」 だがマリヤさまこそ、アロン家最後の姫さまにして 「処女受胎」はイエスがアロン家の大祭司の奇跡 |
 リンク先：ローマ帝国の「西と東」の聖母子 |
| 東方教会のその後 「ロシヤ正教」誕生 |
| エジプトのアレキサンドリヤは東方(とうほう)の版図(はんと)の一部であり、4世紀のコンスタンティヌス登場まで、東西の分割統治時代であった。東方統治者の保護を受けたアレキサンドリヤ教会はローマ教会とは一線を画(かく)した。キリスト教会は、本来ローマ司教(教皇)を頂点とするピラミッド型組織であるべきであったが、ギリシャ系王朝の名残の「智」は、ローマ教会の「女と漁師」の「無知」の風下(かざしも)に立つことを拒(こば)んだのである。 ローマ教会からの離脱、それは異端(いたん)である。だが、7世紀に至ってエジプトはアラーの軍勢の洗礼を受けた。イスラムの勢いは止まらず、たちまち北アフリカはイスラム圏となった。やがて東都コンスタンティノープルもオスマン・トルコの軍門に下った。その直前に「ロシヤ正教」が誕生していた。ロシヤ正教とロシア皇帝の関係が成立し、「正教」の正式な継承者となった。2022/5/21、12/11 |
| ルカとヨハネを分ける「実働と智」 |
| 「ルカ」は「ルカによる福音書」、「ヨハネ」は「ヨハネによる福音書」である。前者は西方のローマ教会、後者は東方のアレキサンドリヤ教会である。その前者は宣教という名の「労働」をする。後者は議論という名の「哲学」をして穏やかにすごす。 |
| ルカとヨハネの「愛」それぞれ 二つの文書の愛を抽出した。 |
| エジプト正教「コプト」の聖母子 |
| 4世紀、コンスタンティヌスが帝国の分割統治を統一して「単一皇帝」となった。それまでに生じた「東西」の統治はキリスト教にも強い影響を及ぼし、「ヨハネによる福音書」そして「新約聖書」制定の原因となった。その分割時代の記事をWebから転用した。 |
| エジプトのコプト教会 (資料室) 北アフリカを席巻のイスラムはスペインに到達「エル・シド」 |
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| 2016年のイタリヤ旅行「バチカン」 |
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| オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者 （ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表 笹倉正義 2023/3/1、3/2、3/3 |
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