(20)「処女受胎」異聞(いぶん)　　

1．異聞の真偽は正論の明確化が前提

聖母子の物語は、さまざまな切り口での、小説化され、またその映画化したものが提供される。それは工業・商業が発達し、「農業」から開放された市民に「たいくつしのぎ」として提供されたものであるにすぎないが、キリスト教の知識として定着する。 それを「異聞」または「異端」とするには、正しい聖母子像が描き出されている必要がある。そして今はその時である。 キリスト教会は、律法下、「狂気という名の罪」のあがないの手段が実現した、その報道と礼拝の場所でなければならぬ。旧約聖書からは、その資格者がアロン家であり、その血筋が聖母子に及んでいなければならぬ。新約聖書からは、男子が「苦杯と十字架」によりその手段を達成し、「復活」により、それが時空を超えて有効となったことを読み取る。それをローマ世界に語ったのは、聖母と女性たち、漁師ペテロであり、バックアップした者がクレオパとルカなのである。 クレオパは財力と交友ネットワークを提供し、ルカは報道文書に貢献したのである。その初期の活動こそ、神の御意にかなうものであり、ローマ教会として今も存在しているのである。司祭の言う「子よあなたの罪はゆるされた」こそは、キリスト教の本質を言い表している。だが、それを欺瞞と見た者も、識字率が上がるに連れて多くなった。異端の温床であり続ける。

(0)「聖母子」と信仰の異邦人二人奇(く)しくも処女受胎が解決したこと

3．聖母子異聞

今のわたしには、ローマ教会と聖母子との関係において確固たるものがある。それで今、自分の立つ位置からの眺望の醜い部分を「異聞」というくくりでまとめておく。異端者とは、聖界の象徴たる、四世紀のコンスタンティヌス帝の統治下で確定したローマ司教の身分を、俗の目、すなわち「武力」、「財力」、「小説」家、「興行」師といったもので分とうと欲し、自らの頭上に法冠を載せようとするものである。神を恐れぬ、忌まわしい所業というべきである。 だが、その多くは過去に飛び去り、わたしはその残された残骸の掃除をするのである。小さな分譲マンションの管理人であるわたしには、掃除は日常のことで、なんら問題ない。それに、目次に登録した項目はすでに目を通したもので、「異聞」のもとに集約するものである。

(1)「コーランの聖母子」最高の信者たる兵士に聖母子の真実

(2)小説「ベン・ハー」キリストの昔話

(3)小説「クオ・バディス」主よ、いずこに

(4)智の「ヨハネによる福音書」はじめに言葉ありき

(5)「聖職者の叙任権争い」皇帝、富める町人、英国国教会、地域正教

(6)智の「プロテスタント」聖書は神の賜物という智

(7)小説「ダ・ビンチコード」イエスとマグダラのマリヤ、ふたつの王家

異端者はさまざまな顔を持つ。共通しているのは、ローマ教会の風下に立ちたくないということであろう。だが、愚直なカトリック信者こそ、聖母子による御利益(ごりやく)の受益者(じゅえきしゃ)である。

戻る

「処女受胎の目的」目次

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに制作してよい」

ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義

略称：オリジナル教会

2021/6/11、12、15、8/1

（ささくら修道会規約）当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例（Today's English Version)世事に迎合した改編文章など異端以外の何ものでもない。（異端：=故意に対立すること）

いろいろ聖書　　ささくら宗の聖書

指定聖書：日本聖書協会　口語訳聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）