３．イムラーン ３．イムラーン
| イムラーンというのは、アラビヤの聖母マリヤの父親の名前である。福音書には、聖母マリヤの両親の名前も、ヨセフの両親の名前も書かれてはいない。当時イエスや弟子、それに奉仕婦人会の人々は、常識的にそれを知っていたであろう。しかし、福音書にはそれらの名前は必要ではなかった。書けば、大事なことの焦点がぼけてしまう。西暦７０年にエルサレムが陥落し、そこは荒廃したままで、再建されることはなかった。西暦６００年半ばのアラビヤの田舎町にも離散のユダヤ人やらキリスト教徒がいて、布教活動（商売）をしていた。 アラビヤのコーラン作成者は、聖母とイエス・キリストを貶めるのにその精力を費やした。それがそっくり自分たちの頭上に落ちてくることを考えもせずに。聖母マリヤを貶めることは、それこそイスラムの女性を貶めることになる。いつの日か、イスラムの女性の多くが、聖母マリヤを信仰し、イスラム社会に「愛」という概念を定着させることを願う。 |
| （１）聖典の下し主 (3-1-29)アッラーを愛しておるなら、このわしに従ってこい。 |
| （２）マルヤムとイーサー (3-30-56)主よ、どうして妾に子供などできましょう、まだ誰も妾のからだに触れ |
| （３）イブラーヒーム (3-57-62)イブラーヒームは、ユダヤ教徒でもなかった、キリスト教徒でもなかった。 |
| （４）啓典の民よ (3-63-74)何故汝らアッラーの神兆（であるコーラン）を信じようとはしないのか |
| （５）唯一神の完成形 (3-75-85)さ、こう唱えるのだ、「我らはアッラーを信じ、我らに啓示されたものと、 |
| （６）アッラーに喜捨 (3-86-94)己が心から愛しているものを喜捨しなければ本当に敬虔な生き方という |
| （７）イスラム教徒へ (3-95-111)汝らは今まで人類のために生れ出た集団の中で最上のもの。 |
| （８）イスラムの基本 (3-112-124)お前たちがまるで情ない状態になっていたのをアッラーは助けて下 |
| （９）イスラム信者よ (3-124-146)汝ら、弱気になってはいけない、悲しんではならぬ。 |
| （１０）信仰の同胞 (3-147-168)アッラーの御為めに殺された人たちを決して死んだものと思っては |
| （１１）貧者の神 (3-171-181)アッラーなんて貧乏だ、俺たちは金持ちだ」などと言っている者の言葉 |
| （１２）現世の生活 (3-182-200)信徒の者、忍耐強くあれ。互いに忍耐を競い合え。己が護りを固うせよ。 |
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