3(11)貧者の(アッラー)

3-171信仰を売り飛ばして無信仰を買い込むような者どもが何をしようとアッラーには何の害も及びはせぬ。逆に彼らの方がひどい罰を蒙るだけのこと。3-172あの無信仰者ども、我らが猶予を与えてやっておるのをいいことにして喜んでおるが、とんでもないこと。我らがこうして猶予を与えておるのは、彼らにもっともっと罪を重ねてやろうがため。やがて、もの凄い天罰が加えられようぞ。

3-173アッラーが信仰ある人間を決していつまでも今汝らがいるような状態に放ってお置きになる筈がない。きっとそのうちに悪い者と善い者とをはっきり区別なさるであろう。

イスラムの指導者
3-174アッラーにしても汝らに不可知界のことを何から何まで知らせてやるわけには行かない。だがその代り多くの使徒たちの中からお気に召したものを選び出して(汝らと神との仲介者になさる)。だから汝ら、まずアッラーとその(遣わし給う)使徒たちを信仰することだ。信仰し、敬虔にしておれば、必ず大きな御褒美が戴けよう。

3-175せっかくアッラーが下さったお恵みものを(人に施す段になると)けちけちする者どもが、それで得でも取ったつもりになったら大間違い。なんのなんの、逆に大損するばかり。3-176いまに復活の日になると、彼らは(現世で)けちったものを全部頸輪(くびわ)にして巻きつけられることであろうぞ。天も地もすべてはアッラーの継ぎ給う御財産(みたから)。汝らのしていることは何から何まで御存知。

3-177「アッラーなんて貧乏だ、俺たちは金持ちだ」などと言っている者の言葉をアッラーは聞き給うた。よおし、その文句を書き留めておくぞ。それから彼らが不当にも予言者たちを虐殺したことも。そして(最後の審判の時)言ってやるぞ、「さあ、火炙りの罰をたんまり味わうかよい。3-178もともと汝らの自業自得。アッラーは奴僕(しもべ)たちを不当に扱ったりはせぬ」と。

3-179「アッラーがわしらと契約し給うた。どんな使徒でも、彼の持って来る捧げ物が火炎で食い尽されないかぎり、わしらはその者を信じないようにと」と彼らは言う。3-180言ってやれ、「お前たちのところへはわしより以前にも何人も神の使徒がお前たちの言うその明白な神兆を持って来たことがある。なぜお前たちあの人たちを殺した、もしお前たちが本気でそんなことを言っているのなら」と。

3-181こう言えばきっと彼らはお前のことを嘘つきのなんのと言うであろうが、(そんな目に逢うのは何もお前だけではない)、お前より以前にいろいろと明白な神兆や詩篇や、光りを照らす書物を持って来た使徒たちが何人も嘘つき呼ばわりされておる。  
 
 
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2013/9/25 オリジナル教会 (初代代表)笹倉正義
正式名称:(笹倉宗)聖母マリヤ福音教会
2013/10/2
   

聖句引用:日本聖書協会 口語訳聖書
新約聖書(1954年改訳)

旧約聖書(1955年改訳)