（１１）皇帝(こうてい)ハドリアヌス

今は聖天使城と呼ばれている円筒形の建物、円蓋を持つパンテオン、はこの皇帝の手によるものだ。皇帝にアウグスト、副帝にカエサルと、称号を二つに分けた。
 
 目次
 
１章「ロンドン塔」　
1-16長い間この城（サンタンジェロ）は、ローマ教皇の最後の砦であった。
２章「皇帝陵墓の彫像」　
2-41仰ぎ見ればその頂上に、偉大な皇帝が太陽神となって、
３章「多才な皇帝」　
3-28芸術や学問に凝る君主は、政治や行政の能力には欠陥があり、
４章「死ねない身分」　
4-29「死にたいという者に死なせてやる権限を持つこのわしが、
５章「プロフィール」　
5-2西暦７６年スペイン生まれ。先帝と同郷、父が皇帝の従兄弟に当たる
６章「トラヤヌス崩御」　
6-41平和路線となれば軍の権威は失墜し、社会の風潮は遊惰に流れ、
７章「帝国百年の計」　
7-1新帝は政策の大転換に踏み切り、先帝の軍事作戦を即時中止
８章「行政機構改革」　
8-30商人や解放奴隷にも官吏となる道を開いて人材の幅を広げ、
９章「五年の視察旅行」　
9-37中央の行政組織は職務を果し、皇帝が何年も首都を空け
１０章「最愛の人（アンティノオス）」　
10-40ハドリアヌスの異常なまでの悲嘆ぶりだけだ。
１１章「パンテオン修復」　
11-50アウグストの重臣アグリッパによって建てられたこの神殿は、
１２章「自前の廟墓建設」　
12-40大離宮が完成した頃、彼の肉体はすでに死病にとりつかれ
１３章「アウグストとカエサル」　
13-51さまよういとしき小さな魂よ、私の肉体に仮に宿った友よ、
 
次へ「大教皇グレゴリウス」
 
 
謝辞ミチオ・自己研鑽資料
ページ製作者： （ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義
通称：「オリジナル教会」　「ささくら修道会」
2014/9/1、2016/3/20-23、2017/2/25