コロサイ人への手紙

「コロサイ」を冠したローマ教会の「訓話」文書

第４章のパウロが自ら手紙にサインする一文を読んで、この手紙の代筆者は誰であろうかと、改めて考えた。この手紙の雰囲気は、「ヘブル人への手紙」と「テトスへの手紙」に似ている。そこで、代筆者がテトスなのではないかと、はじめて気がついた。それまではテトスをパウロの使い走りに過ぎない存在くらいに考えていたのが、まったく違ったイメージに変わった。テトスは、ギリシャ語の聖書（旧約聖書）に精通し、アンテオケテではパウロの薫陶を受けた愛弟子だったのではあるまいか、ということである。後にテモテがパウロの前に現れるまでは。テトスは献金集めに貢献しているが、彼が貢献できたのは、彼に人々を感化する霊的な実力があったからである。それがなければ、金を出す者はいなかったに違いない。そのテトスを使徒行伝が一言も語らないのは、彼がルカと同じギリシャ人だったからであり、彼らは人の褒め言葉を良しとしなかったからであろう。

目次

1章「異邦人の受くべき奥義」　 1-15御子は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先だって生まれたかたである。1-18そして自らは、そのからだなる教会のかしらである。

2章「直接会うことのない人々への宣教」　 2-8あなたがたは、むなしいだましごとの哲学で、人のとりこにされないように、気をつけなさい。からだ全体は、節と節、筋と筋とによって強められ結び合わされ、神に育てられて成長していくのである。

3章「詩とさんびと霊の歌、訓話集(1)」　 3-4わたしたちのいのちなるキリストが現れる時には、あなたがたも、キリストと共に栄光のうちに現れるであろう。

4章「愛する医者ルカとデマス、訓話集(2)」　 4-18パウロ自身が、手ずからこのあいさつを書く。わたしが獄につながれていることを、覚えていてほしい。

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「テサロニケ人への第一の手紙」

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに制作してよい」

ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義

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2020/9/21-22

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聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）

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(修正履歴)

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聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書
新約聖書（１９５４年改訳）
旧約聖書（１９５５年改訳）