エルミタージュ美術館のダビンチ

ダイワハウス スペシャル「エルミタージュ」は、2012年に観て「ブノアの聖母子」はアロン家の娘の一人である老女エリザベツとヨハネであると指摘するページを作成していた。それを録画したDVDを整理しようと思って12年後の今もう一度観ることになったのだった。改めてダビンチの可愛そうな境遇を思った。(映像の下に続く)

エルミタージュ美術館(1)「宮殿」　mp4、14Mb

エルミタージュ美術館(2)「二枚の聖母子」　mp4、40Mb

エルミタージュ美術館(3)「老聖母の証拠」　mp4、28Mb

(映像の上からの続き)ダビンチはマリヤさまがアロン家の姫であることを知らなかった。その時、アロン家のヘロデによる殺害の企てが洩れ、父は急遽マリヤさまとユダ族のヨセフとの婚約を調わせ、二人をエマオから遠く離れたナザレに疎開させたのだ。律法に記された「罪」のあがないに関わることのできる家柄はレビ人の棟梁(とうりょう)であるアロン家であり、その中から大祭司が選ばれた。殺害から一人逃れることのできたマリヤさまの嘆きは大きかった。「アロン家は滅びた。わたしはアロン家の男を産むことはできなくなった」。そうした壮絶な祈りの日々の中で、「おめでとう、恵まれた女よ」との声が臨んだのである。 処女受胎の奇跡は、アロン家最後の男子、罪に関われる大祭司の身分を持つ者として、イエスを誕生させたのである。処女受胎の証拠は、30年後にルカによる聖母子の「顔認証」である。 そこにローマ教会すなわちカトリック教会の源流があるのであり、連綿と続くミサの中で、神父の言う「子よ、あなたの罪はゆるされた」は、それを「記念のパン」により、そうした事実のあったことを証(あかし)するのである。 もしも、ダビンチがそうしたことを知っていたら、イエスが「人の罪」、狂気とも言える個々人それぞれの「霊的汚物」を飲み、それを自らの血であがなったこと、マリヤさまこそ復活のイエスであり、それは処女受胎によることを知っていたら、また別の道があったであろう。2022/4/20

ダビンチのイエスへの憎悪

ルネサンスの申し子にして大天才とされるレオナルド・ダ・ビンチ(ダビンチ村のレオナルド)は、妊娠の女性の死体を解剖し、胎盤から胎児を取り出し、科学的見地から「処女受胎」を否定した。そしてイエスが神の子などではなく私生児と認定した。彼の描く聖画には霊性も品格もなかった。バチカンからの注文もなかった。それで、ますますイエスが嫌いになった。それで思い切り不細工に下品に描いた。それが私生児のレオナルドなのである。

ダビンチの聖母子

このページは2012年に「エルミタージュ美術館」を観て作成している。そして、ダビンチのイエスに対する憎悪、ちゃんと生まれたヨハネをイエスの上においている。つまり、「ブノアの聖母子」は老女エツザベツに生まれたヨハネ母子なのである。「老母とヨハネ」では商品価値はゼロである。ブローカーは二人に後輪を付けさせ「聖母子」としたのである。この絵は「請負仕事」ではないであろう。ベイビーも自然に描かれていることからしても、これはイエスではない。

ダビンチ終焉(しゅうえん)の地はフランス

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「資料」目次

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会・「取説」担当　笹倉正義 2022/4/15、4/17、4/19、4/20

「答としての聖母子」

「恵まれた」とは「幸運な」ではなく、「資質の豊かな」である。

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