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| コロンブスが偉大だったのは、時代が要求しているものを先取りし、その課題克服を自分の使命とし、その夢の実現に向けて努力し続けたことにある。その夢とは、パシフィック・オーシャン（大西洋）を西に乗り切って、インドに到達する海路の開発であった。西に向かって進み続けたら、その先には何があるのか。地中海で使っている船舶と技術では、大洋の波浪をとうてい乗り切るこはできないのだった。最初に開発されたのは、アフリカ沿岸を進む海路だった。ある地点から、進路が北上していた。その地点は喜望峰と名づけられた。 世界貿易の中心地はイタリヤではなくなり、教皇の名前も出てこなくなった。 |
| 目次 |
| （１）コロンブス命名論議 1-28「岩波西洋人名辞典」を見ると、コロンブス（羅）という見出しに |
| （２）刑事コロンボ 「クリストフォロ・コロンボ」と、2-45イタリヤ風に呼ぶことにしよう。 |
| （３）新航路開発 3-33東方貿易の主舞台は、大西洋航路、インド洋航路へと移っていく |
| （４）金の価値の暴落 4-16中南米のアステカ王国やインカ帝国を征服し、大量の金銀を本国へ |
| （５）時代の波を察知 5-31スピノラ家の商船団の乗組員となって、遠洋航海に出ることになる。 |
| （６）オスマンの台頭 東地中海とその周辺から、6-34ジェノバやベネチヤの商人は閉め出され |
| （７）三種の神器 7-7この時代でも、地球が丸いというのは、ヨーロッパ人の常識であって |
| （８）中国までの距離 8-30アフリカを迂回するよりも西へ大洋を横断するほうが得策である、 |
| （９）答申は「ずさん」 9-3西暦１４７９年、コロンボはフェリーパという名の女性を妻に迎えた。 |
| （１０）不屈の大望 10-17ポルトガル国王の方針は、アフリカ回りのアジア航路開発に向かう |
| （１１）女王の決断 11-36他国の君主が彼の到達する土地を支配することとなりましょうぞ。 |
| （１２）サン・サルバドル 12-13コロンボの背後には、ジェノバの財界が控えていたのである。 |
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| 謝辞ミチオ・自己研鑽資料 |
| 2014/9/1、2016/5/3-5/4 （笹倉宗）聖母マリヤ福音教会代表 笹倉正義 通称：「オリジナル教会」 「ささくら修道会」 2017/3/3 |