テサロニケ人への第二の手紙

テサロニケのユダヤ人居住区の信徒へ

この手紙はパウロの名を冠したシルワノの来臨論の展開である。最後にパウロに署名させてパウロの思想であるかのようになっている。しかし、パウロはテサロニケではそのようなことは言っていないに違いない。いきなりキリスト教に無知な人に言えば、ばかげた話だと取り合ってもらえないだろう。来臨論は、人の子思想の延長であり、空想である。人の子思想は、ダニエルでさえもその意味を解けなかった「人の子のようなもの」などにその端を発する。その人の子は、今日のわたしたちには、「ほうき星（彗星）」と考えることができる。そしておそらくそれはハレー彗星である。天の異象は「夢」ではないから、ダニエルにもそれを解くことはできなかった。仮に天使が彼にそれを告げても、彼には理解できなかったはずである。 （ダニエル書）雲に乗って来る人の子 7-13わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。7-14彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。7-15そこで、われダニエル、わがうちなる霊は憂え、わが脳中の幻は、わたしを悩ましたので、7-16わたしは、そこに立っている者のひとりに近寄って、このすべての事の真意を尋ねた。

目次

1章「ユダヤ人信者の患難、来臨(1)主イエスが炎の」　 それは主イエスが炎の中で力ある天使たちを率いて天から現れる時に実現する。

2章「デマに惑わされないように」　 2-8その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう。

3章「訓話、シルワノの持論の考察」　 3-10また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。

次へ

「テモテへの第一の手紙」

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに制作してよい」

ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義

略称：オリジナル教会

Site owner Masayoshi Sasakura

2020/9/23、24

（ささくら修道会規約）当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例（Today's English Version)

聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）

いろいろ聖書　　ささくら宗の聖書

(修正履歴)

2014/2/16　オリジナル教会　（初代代表）　笹倉正義
正式名称　（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会
2014/3/2
聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書
新約聖書（１９５４年改訳）
旧約聖書（１９５５年改訳）