サイトの目的は「実働」と「智」の区別

2022/10/23の日曜日の朝、ふとこのページ「サイトの構成」を読んだ。するとサイトの「構成」というよりは「目的」が書いてあると思った。自分でも「へー」と思うことが書いてあった。それでタイトルを改め、本文を見直した。

2022/10/23

「恵まれた女よ」のマリヤさまこそ このサイトのトップページの名前は「オリジナル教会」であり、Webサイトを立ち上げた当時のままである。この取説の作成を始めた頃、カトリック教会ともプロテスタントとも違う「権威」の存在を意識して、この名前にした。理由は両方とも付き合いがなかったから。だが結果として、取説はローマ教会の、神父の告悔(こっかい)の信徒に言う、「子よあなたの罪はゆるされた」の根拠を解明したものになった。

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異邦人による「聖母子」から始めて、何かに導かれるように、自らの「智」にはよらず、浮かんだ情景を書きとめ続けた。そして今や、そのコンテンツの集合体は、レオナルド・ダ・ビンチにもグーテンベルクにも、もろもろの哲学者どもにも、「ローマ教会は聖書を読めない人々を騙(だま)している」とは言わせないものとなった。 プロテスタントの未熟 人には潜在的に「狂気」がある。それは「罪」の変じた名前でもあり、人が自分の力(ちから)では除けぬものだとわかった。つまり、狂気は自分では「あがなえない」ものなのだが、そのこと思い至る者は少ないであろう。日本では数少ないキリスト教徒たちが、一般に思わされているのは、「人の罪」はイエス・キリストが十字架であがなってくださった。だから人類の罪は「消えた」ことになっている。だからイエスさまをキリストと信じるだけで救われる。ここが、プロテスタントに代表される「智」の未熟なところである。 罪を「狂気」と言い換えると、「あがない」の錯誤がもっとはっきりする。「苦杯と十字架」がそれであり、今を生きる個々人に対して、狂気の「消去」が有効なのである。「今を生きる」人々にこそ、「狂気と言う名の罪」の解決が必要なのである。この取説は読者にそれを伝えようとする。 未熟の極(きわ)みは、園でのイエスさまの苦しみを読み誤っていることである。未熟な彼らには、苦しみの原因の杯(さかずき)が「十字架」としか思い至らない。杯は「入物」なのである。それがどうして「十字架の苦しみ」と結びつくのであろう。不思議である。その情景を目撃したのは宿屋の息子マルコである。そのマルコが福音記者だとすると、「マルコによる福音書」がそれを証言していることになる。 イエスさまに差し出された杯は霊的なものであり、それはマルコには見えていない。弟子たちは「過越のメニュー」の小羊の焼肉のご馳走をたらふく食べ、ワインに酔っていたので、眠りこけていた。過越のメニューは、パンとぶどう酒だけの粗食ではない。ただイエスさまの異様な苦しみが寝巻き姿（パジャマ）の若者に目撃されたのである。 イエスさまの苦しみは、短く言うと、人の罪、この場合はイエス自身の罪が、杯に注入された、霊的汚物が肉体に顕在化していく「おぞましさ」のゆえであるとする。「イエスさまは神の子だから最初から罪はなかった」とするのは未熟の極みと言わねばならぬ。「罪」がなければ人は社会生活を送れないのである。イエスさまは、本来見えない罪がその顕在化し、神事の生贄（いけにえ）となられた。そして、生贄は屠（ほふ）られねばならないが、その生贄を待っていたのは、ピラトの恩赦で空くはずの十字架だった。そしてイエスさまの病的に見えるその裸体が十字架に釘付けされ、命を絶たれた。その時、アロン家の「人が人の罪を負い」の「狂気のあがない」の神事が成った。 イエスさまはあくまでユダ族の大工として十字架で命を絶たれたが、その死後三日目に、弟子たちの前に姿を現された。だがそれは「男装のマリヤさま」だった。理由は、「女が男たちに教えてはならない」というユダヤの掟のためだった。マリヤさまはイエスさまの死は「アロン家の神事の成就」ということをはなそうとされたのだった。そして、そこにカペナウムからの来客があり、マリヤさまを見て、「イエスだっ、イエスが生きているっ」と仰天させたのである。それがクレオパの使者であるルカだった。そしてその瞬間から福音書の第二章「マリヤさまのローマ宣教」が始るのである。 新約聖書は、マリヤさまを否定しているので、ローマ宣教は誰が果たしたのかを隠している。ペテロとパウロに導かれるが、そんなはずはない。ペテロはアラム語しか話せない元漁師に過ぎず、パウロは各都市のユダヤ人居住区の人にしか話していない。そしてかえって「ユダヤ教をコケにする者」として迫害され、宣教には失敗している。ペテロたちは「聖霊降臨」でスーパーマンとなった、そんなバカな、アレキサンドリヤ司教の「おおげさ」、劇場化である。 サタンとは「智の統合者」 人が口(くち)どんなに「いいこと」を言っても、狂気がその人の内(うち)にあれば、それが破綻(はたん)する可能性がある。「狂気」には意識できるものと無意識のものとがある。意識できるものは、その発動に恐怖して生きねばならない。不幸の源は、その「恐怖の発動」にある。その原因はおそらく「智」である。恐怖の原因が「智」とわからないように、サタンは隠しているのである。 今後、この「取説」以後、その人に「狂気」が未処理であるかどうかは、ローマ教徒であるかどうかで判別される時代が来るだろう。愚直なローマ教徒は、仕事のできる人物となり、社会的信用も得るだろう。境遇はそれぞれでも、自助の努力の積み重ねで、「労働」を悦(よろこ)びとし、それぞれの立場を尊重しながら、見えざる群れを造るだろう。 歴史の教訓は、「み心にかなう」人々の群れを、政治利用から守らねばならぬことを教える。「飢餓」、「格差」、「民主主義」などといった「耳ざわり」の良いものは、民衆を動員しやすく、その対象になりやすい。だが、それらは神すなわち天地の創造主とは無関係である。それらは、人の「智」の生み出した汚物である。そして「智」はサタンの管轄(かんかつ)するところであり、未熟な者が「神」と気安く声をかけている相手はアレキサンドリヤの「サタン」である。 智に働けばサタンの罠に陥(おちい)りやすいので、用心して「愚直」であるのがよい。 「処女受胎」はイエスさまが母の出自(しゅつじ)のアロン家 処女受胎の奇跡はまさにキリスト教のビッグバンに相当する。それこそはユダヤ人のイエスさまが罪に関わる有資格者であることの根拠であべきである。そしてイエスさまが神事の大祭司であるためには、母のマリヤさまが「アロン家最後の姫さま」でなくてはならぬ道理である。そしてその「処女受胎」の根拠は、ルカが復活のイエスさまに遭遇し驚愕した「顔認証」であるだろう。 サイトは「道しるべ」 このWebサイトは、そういったことに思い至る過程を示している。「取説」としては、キリスト教の御利益(ごりやく)について、大人(おとな)なら1時間、子どもなら30分で読めるものに仕上げなければならないが、今はまだ、日々浮かぶことを書きとめているから、ページ数は増大の一方(いっぽう)である。 繰り返すが、このWebサイトはリンクされたページの総合体であり、「本」著作のための、途中経過を開示しているにすぎない。それが、途中経過が読め、文章が固定化される「本」より優れたところであろう。 信仰の異邦人二人(ふたり)の沈黙を尊重 そういうわけで、ローマ教会と「聖母子」は一体である。それは信仰の異邦人二人のおかげであるけれども、あえてその二人を強調するのはやめよう。カトリックの「知識人」たちもプロテスタント化が進み、「聖母子」を遠ざけているように思う。聖書の言葉を引用して、自分の考えをベラベラしゃべりまくる者が増えれば、プロテスタントのように「分裂」の危険が増すことは明白である。分裂は未熟な「智」のプロテスタントのDNAだからである。 「オリジナル教会」の権威は、わたしに思うがままに「書き留め」させてくれる。だからわたしは次々に浮かぶことを書き留め続ける。「ホームページ・ビルダー」のツリー表示機能がそれを可能にしている。

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このウェブ・サイトの目的

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義 2021/8/13、2021/9/23 2022/10/23、11/1 2024/10/4

十字架の奥義：狂気

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