エマオ、お互いの心が内に燃えた

(1)取説の初め、テオピロが匿名(とくめい)とは このキリスト教の説明書を作り始めてすぐに、「ルカによる福音書」の特異性、すなわちテオピロ閣下への報告書であることに気がついた。そして、インターネットで「テオピロ」を検索し、「匿名(とくめい)らしいですよ」との言葉に接した瞬間、それがカペナウムの百卒長でありルカはその僕(しもべ)とわかったのだった。だとすれば、「ルカによる福音書」は即時報道なのである。そして「異邦人による聖書の物語」を書き留めたのだった。まだ、ほとんどが初歩だったので、内容については、それ相応のものだった。 (2)10年後、そのイエスさまは「男装のマリヤさま」 それから10年経(た)とうとする今日(こんにち)、「処女受胎」の目的、ルカがそれを書きとめた目的に到達し、違ったイエスさま（男装のマリヤさま）が失意の弟子たちを教えた情景に思いをはせた。そして「聖書の疑問はすべて解かれた」を宣言した。 (3)テオピロの実名(じつめい)はクレオパの最終章 だが、ふとしたことから、「ユダの山里の町」と「エマオの村」とが同じではないのかという思いに至った。ルカはマリヤさまの聞書きの裏を取っているに違いなく、「ユダの山里の町」を訪れている。ある意味大事なその町の名前が書かれなかったことに引っかかっていた。 さらに、自身驚いたことには、「二人」、「クレオパ」、「お互いの心が内に燃えた」という言葉が突如としてキーワードに変わったことだった。すなわちこの二人はテオピロとルカであり、クレオパはテオピロの実名（じつめい）に違いなかった。 そして彼らが教えられたのは、違った「性」のイエスさま、すなわちマリヤさまからである。その場所はアンテオケのテオピロの私邸だとしても不都合はないであろう　エルサレムのマリヤさまたちがおられた宿であり、クレオパはルカの一報（いっぽう）を受けて軍を辞し、エルサレムの宿に合流したのである。ここにテオピロの信仰が具現したのである。「お互いの心が内に燃えた」とあるからには、高齢と想像されるテオピロは軍を除隊し、違ったイエスの　そして自身、マリヤさまのお話に納得し、ローマでの宣教を提案したのである。 (4)宣教はローマへのマリヤさまとクレオパ そして、一行はエルサレムを離れ、アンテオケのクレオパの私邸に入った。そして、ローマへの旅装を調えた。それらの情景が次々に広がっていく。そしてその先にローマ教会が、その生まれる日を待っているのである。ローマ教会がマリヤさまをあがめるのは当然のことなのである。 ここに改めて、こう宣言する。

聖母子とローマ教会に至った今 「聖書の疑問はすべて解かれた」

2021/1/7

「ルカによる福音書」24章 エマオとクレオパ 24-13この日、ふたりの弟子が、エルサレムから七マイル（1.6×7=11Km）ばかり離れたエマオという村へ行きながら、24-14このいっさいの出来事について互いに語り合っていた。24-15語り合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいてきて、彼らと一緒に歩いて行かれた。24-16しかし、彼らの目がさえぎられて、イエスを認めることができなかった。 24-17イエスは彼らに言われた、「歩きながら互いに語り合っているその話は、なんのことなのか」。彼らは悲しそうな顔をして立ちどまった。24-18そのひとりのクレオパという者が、答えて言った、「あなたはエルサレムに泊まっていながら、あなただけが、この都でこのごろ起ったことをご存じないのですか」。 このクレオパこそはテオピロの実名であり、イエスさまに信仰をほめられたカペナウムの百卒長であり、ルカの主人であると気付かされた。 (中略) 24-28それから、彼らは行こうとしていた村に近づいたが、イエスがなお先へ進み行かれる様子であった。24-29そこで、しいて引き止めて言った、「わたしたちと一緒にお泊り下さい。もう夕暮れになっており、日もはや傾いています」。イエスは、彼らと共に泊るために、家にはいられた。 24-30一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、24-31彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。24-32彼らは互いに言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明かしてくださったとき、お互いの心が内に燃えたではないか」。 このイエスさまは復活のイエスさま、すなわち男装のマリヤさまなのだ。イエスさまはあくまでユダ族にしてダビデ王の子孫、ヨセフの子として十字架で亡くなられた。イエスさまのヘロデに代わる王の望みは潰（つい）えた。 だが、イエスさまは処女受胎によるアロン家の大祭司として、苦杯に臨んで「人の罪を負われ」、罪が肉体に顕在化した生贄（いけにえ）として、十字架で屠（ほふ）られなされた。それを明かし出来るのはマリヤさまのみ。「女が（男を）教えてはならない」というユダヤの掟があるため、マリヤさまはイエスさまの服を召されて弟子たちやルカとクレオパの前にお立ちになったのだった。

この地図が「ユダの山里の町」の名が「エマオ村」とのインスピレーションを与えた

(6)ユダの山里は適当に書き込んだものだった。それがふと(5)エマオと重なった。

ベツレヘムとナザレの地図

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「異邦人による聖書の物語」

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義 2021/1/7、2024/12/18

イタリヤ旅行３−１０（ローマ）

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