TV番組「古代ギリシャ」

エジプトのアレキサンドリヤは、紀元前4世紀のアレキサンダーの版図の割譲を受けたプトレマイオの王朝があった誇り高き「智の都」であった。そこには哲学者たちが多くいた。クレオパトラが王朝の最後を飾ったが、その後はローマ帝国の属州と成った。地中海世界を版図とした帝国は4世紀にコンスタンティヌスが皇帝となるまでにもいくつかに分割されて統治された。アレキサンドリヤは常に「東側」の統治者の下にいた。そのため、ローマ教会の「西側」との間にはピラミッド型は成立しなかった。禁教下でもキリスト教は拡大を続けていた。「目次」下に続く

古代文明ミステリー 「たけしの新・世界7不思議4」 TVO、2010年のTV番組

ギリシャ・アテネのパルテノン神殿建設にからんで、当時のさまざまな様子が再現される。ソクラテスとプラトンのジョークもある。ごめん、番組のスポンサーなどの情報の掲出を失念した。

古代ギリシャ(1) mp4 (43Mb) 紀元前438年に造られたパルテノン神殿、民主制、その着想者者、建設者、その他パルテノン神殿番組のプロローグ。

古代ギリシャ(2) mp4 (49Mb) アテネのアゴラは市場の意味、そのアテネから見上げるパルテノン神殿、いったい誰が何のために建てたのか。

古代ギリシャ(3) mp4 (30Mb) 紀元前５世紀にペルシャに勝利した記念にパルテノン神殿は建てられた、政治家ペリクレスのプロフィール、ペルシャの再来に備えたドロス同盟の軍事資金をペリクレスは神殿建設に使った。

古代ギリシャ(4) mp4 (79Mb) 彫刻に隠された4と10の数字、それはアテネの支配していた4つの貴族と、それを10に分解された貴族の数だった。貴族支配の力が弱まった。

古代ギリシャ(5) mp4 (48Mb) 古代アテネの食事ができるレストランのメニュ-、劇場からうまれたダンスやオーケストラ、アカデミーはソクラテスやプラトン、「幸せになるには？」、「では先生のように良い哲学者になるには？」。

古代ギリシャ(6) mp4 (63Mb) 建築家フェイディアスが建設を担当、パルテノン神殿は紀元前438年に15年の歳月をかけて完成した。

古代ギリシャ(7) mp4 (15Mb) パルテノン神殿は極彩色だった。

NHKG 世界ふれあい町歩き「アテネ」 mp4 (45Mb) アゴラは市場(いちば)のこと、でも昔は公共広場の意味があり、哲学なども論じられた場所と紹介された。

「目次」上から続く

そのため、ローマから興ったキリスト教は「聖母マリヤ」信仰と初代教皇をペテロとしたが、福音がアレキサンドリヤに到達すると哲学者たちは、女と漁師をいただくローマ教会を見下した。そのローマ教会のための福音書が「ルカによる福音書」であった。哲学者たちは、自分たちのための福音書制作にかかった。そして「ヨハネによる福音書」を完成させた。この福音書では聖母マリヤの「マリヤ」は封印され、その名はマグダラの女とラザロの妹に強調された。そしてマリヤさまは単に「イエスの母」とされたのである。「ヨハネによる福音書」しか読み聞かされることがなくなったエジプトの人々は聖母の名前を知らない。「イエスの母」としか。

皇帝コンスタンティヌスはギリシャの漁村ビザンチウムに城塞都市を造成しコンスタンティノープルと名づけた。そこにローマ教会から司教たちが来て教会を建てた。そして彼の後の皇帝は帝国を東西に二分した。この時にコンスタンティノープルは東方(とうほう)の首都になった。同じ統治者の下にあったアレキサンドリヤからも司教たちがやってきた。そしてローマから来ていた司教たちは初めて「哲学」に接して驚愕した。彼らはたちまち哲学者の一員に染まっていった。そして聖母マリヤの名を忘れ去った。コンスタンティノープル教会の聖母子の母は単に「イエスの母」となったのである。後に建設されたアヤソフィアの聖母子の母にもその名はない。その時代の人々はマリヤさまの名前を知らないのである。

おお、哲学、ギリシャ哲学、そのルーツをさぐるTV番組いくつか録画していた。再び生前整理に着手し、ディスクを捨てる前に、もったいないと思ったものをとりあえずmp4にした。

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「資料」目次

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会・「取説」担当　笹倉正義 2022/3/20、3/21、3/26、4/9、4/13

「答としての聖母子」

「恵まれた」とは「幸運な」ではなく、「資質の豊かな」である。

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