5.訓話集(2)、来臨(5)(6)「主の日は盗人のように」

 
 
来臨(5)「主の日は盗人のように」
5-1兄弟たちよ。その時期と場合については、書きおくる必要はない。5-2あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。5-3人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが望むように、滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。

5-4しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗闇の中にいないのだから、その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはないであろう。5-5あなたがたはみな光の子であり、昼の子なのである。わたしたちは、よるの者でもやみの者でもない。5-6だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。5-7眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うのである。

5-8しかし、わたしたちは昼の者なのだから、信仰と愛との胸当てを身につけ、救いの望みのかぶとをかぶって、慎んでいよう。5-9神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによって救いを得るように定められたのである。4-10キリストがわたしたちのために死なれたのは、さめていても眠っていても、わたしたちが主と共に生きるためである。

訓話(6)
5-11だから、あなたがたは、今しているように、互いに慰め合い、相互の徳を高めなさい。

訓話(7)
5-12兄弟たちよ、わたしたちはお願いする。どうか、あなたがたの間で労し、主にあってあなたがたを指導し、かつ訓戒している人々を重んじ、5-13彼らの働きを思って、特に愛し敬いなさい。互いに平和に過ごしなさい。

訓話(8)
5-14兄弟たちよ。あなたがたにお勧めする。怠惰な者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容でありなさい。

訓話(9)
5-15だれも悪をもって悪に報いないように心がけ、お互に、またみんなに対して、いつも善を追い求めなさい。

訓話(10)
5-16いつも喜んでいなさい。

訓話(11)
5-17絶えず祈りなさい。

訓話(12)
5-18すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

訓話(13)
5-19御霊を消してはいけない。

訓話(14)
5-20預言を軽んじてはならない。

訓話(15)
5-21すべてのものを識別して、良いものを守り、5-22あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。

来臨(6)「責められるところの無い者に」
5-23どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。また、あなたがたの霊と心とからだとを完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来臨の時に、責められるところのない者にして下さるように。5-24あなたがたを召されたかたは真実であられるから、このことをして下さるであろう。

5-25兄弟たちよ。わたしたちのためにも、祈ってほしい。5-26すべての兄弟たちに、きよい接吻をもって、よろしく伝えてほしい。5-27わたしは主によって命じる。この手紙を、みんなの兄弟に読み聞かせなさい。5-28わたしたちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたと共にあるように。
 
 
(完)
「コリント人への第一の手紙」目次
 
 
 
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2020/9/23
 
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聖句引用:日本聖書協会 口語訳聖書
新約聖書(1954年改訳)

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(修正履歴)
 
2014/2/16オリジナル教会(初代代表)笹倉正義
正式名称:(笹倉宗)聖母マリヤ福音教会
2014/2/27

聖句引用:日本聖書協会 口語訳聖書
新約聖書(1954年改訳)

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