5．夫婦関係、訓話集(2) 5．夫婦関係、訓話集(2)
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| 訓話(7) 5-1こうして、あなたがたは、神に愛される子供として、神にならう者となりなさい。5-2また愛のうちを歩きなさい。キリストもあなたがたを愛して下さって、わたしたちのために、ご自身を、神へのかんばしいかおりのささげ物、また、いけにえとしてささげられたのである。 訓話(8) 5-3また、不品行といろいろな汚れや貪欲などを、聖徒にふさわしく、あなたがたの間では、口にすることさえしてはならない。5-4また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談をさけなさい。これらは、よろしくない事である。それよりは、むしろ感謝をささげなさい。 訓話(9) 5-5あなたがたは、よく知っておかねばならない。すべて不品行な者、汚れたことをする者、貪欲な者、すなわち、偶像を礼拝する者は、キリストと神との国をつぐことができない。 訓話(10) 5-6あなたがたは、だれにも不誠実な言葉でだまされてはいけない。これらのことから、神の怒りは不従順の子らに下るのである。5-7だから、彼らの仲間になってはいけない。5-8あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい−−−5-9光はあらゆる善意と正義と真実との実を結ばせるものである−−− 訓話(11) 5-10主に喜ばれるものがなんであるかを、わきまえ知りなさい。5-11実を結ばないやみのわざに加わらないで、むしろ、それを指摘してやりなさい。5-12彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である。5-13しかし、光にさらされる時、すべてのものは、明らかになる。5-14明らかにされたものは皆、光となるのである。だから、こう書いてある、 「眠っている者よ、起きなさい。 死人のなかから、立ち上がりなさい。 そうすれば、キリストがあなたを照らすであろう」。 訓話(12) 5-15そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように歩き、5-16今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。15-17だから、愚かな者にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。 ---飲酒はほどほどにして 訓話(13) 5-18酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、15-19詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。 訓話(14) 15-20そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、5-21キリストに対する恐れの心をもって、互いに仕え合うべきである。 ---妻は夫に仕える 訓話(15) 5-22妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。5-23キリストが教会(5)のかしらであって、自らは、からだなる教会(6)の救主であられるように、夫は妻のかしらである。5-24そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである。 ---夫は妻を愛する 訓話(16) 5-25夫たる者よ、キリストが教会(7)を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。5-26キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会(8)をきよめて聖なるものとするためであり、5-27また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会(9)を、ご自分に迎えるためである。 5-28それと同じく、夫も自分の妻を、自分のからだのように愛さねばならない。自分の妻を愛する者は、自分自身を愛するのである。5-29自分自身を憎んだ者は、いまだかって、ひとりもいない。かえって、キリストが教会(10)になさったようにして、おのれを育て養うのが常である。5-30わたしたちは、キリストの肢体なのである。 ---妻が夫に仕え、夫は妻を愛する。 ユダヤ教に深く根ざす男尊女卑（この言葉自体も忌み言葉ではあるが・・・）のようではあるが、神の人モーセが教えたのは、「女性を見下げる。能力が劣っている」ということではない。 成人の男と女とでは、身体つきは明らかに違う。同様に見えざる身体、心も両者は同じではないのである。それで、「妻が夫に仕え、夫は妻を愛する」という教えは、家族が安定し、そては社会的にも安定する、ということなのである。 家庭内での夫婦関係はいくつもあって良いのである。少なくとも教会では、このようにしてもらいたいのである。 「あなたはわたしのもう半分」そうあってほしい。 聖母子の場合 十字架にかけられることは女であるマリヤにはかなわぬことである。それは分身とも言える男、イエスの役割である。母マリヤは、イエスの「苦杯と十字架」そして「復活」を、信仰の異邦人の手をかりて宣べ伝えられたのである。 ---結婚の奥義 訓話(17) 5-31「それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである」。 5-32この奥義は大きい。それは、キリストと教会(11)をさしている。5-33いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。 |
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