エマオ村、ユダの山里の町

エマオ村とユダの山里の町とを結びつけるヒントとなった地図。ユダの山里の位置は、ザカリヤがエルサレムの神殿に奉仕する祭司のひとりということで、エルサレムに近いということを考慮して、適当に置いたものだったが、はからずもそれはエマオに近かった。だが、その二つを一致させるということには考え及ばなかった。エマオの二人がカペナウムの主従というインスピレーションが与えられるまで。

「ルカによる福音書」1章 1-5ユダヤの王ヘロデの世に、アビヤの組の祭司で名をザカリヤという者がいた。その妻はアロン家の娘のひとりで、名をエリザベツと言った。1-6ふたりとも神のみまえに正しい人であって、主の戒めと定めとを、みな落度なく行っていた。1-7ところが、エリザベツは不妊の女であったため、彼らには子がなく、そしてふたりともすでに年老いていた。 1-8さてザカリヤは、その組が当番になり神のみまえに祭司の務めをしていたとき、1-9祭司職の慣例に従ってくじを引いたところ、主の聖所にはいって香をたくことになった。1-10香をたいている間、多くの民衆はみな外で祈っていた。 中略 1-39そのころ、マリヤは立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、1-40ザカリヤの家にはいってエリザベツにあいさつした。 中略 キーワード：ふたりの弟子、エルサレムから7マイル、「お互いの心が」 24-13この日、ふたりの弟子が、エルサレムから七マイル（1.6×7=11Km）ばかり離れたエマオという村へ行きながら、24-14このいっさいの出来事について互いに語り合っていた。 中略 24-18そのひとりのクレオパという者が、答えて言った、「あなたはエルサレムに泊まっていながら、あなただけが、この都でこのごろ起ったことをご存じないのですか」。 中略 24-30一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、24-31彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。24-32彼らは互いに言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明かしてくださったとき、お互いの心が内に燃えたではないか」。

何気なしにこの地図を見たら、「ゲルジム山」となっていた。それはわたしが得意とする錯誤のひとつで、以前他の地図でもそう書いていた箇所は修正した。それで「ゲリジム山」と修正したが、その時ふとエマオと「ユダの山里」とがひとつに見えた。「ユダの山里」の町は地名ではないし、ただ、そこがエルサレムの神殿で祭司を務めるザカリヤの居住地であり、エルサレムに近いユダの地、ということでしるしを付けたものだった。 だが、エマオのエピソードを読み直して、二人の弟子はカペナウムの百卒長主従、とりもなおさずテオピロとルカであり、クレオパこそはテオピロの本名であるとわかったのだった。そして復活のイエスはマリヤさまである。後日、ルカの案内で、マリヤさまは他の女性たちと共にアンテオケに行かれた。そしてクレオパの私邸で、二人は、あるいは招待客と共に、マリヤさまからイエスの成したことの解き明かしを受けたのである。そして、そのとき、お互いの心が内に燃えたのである。 だから、エマオのエピソードは、最初の報告書に、後日追加されたものなのである。

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「マリヤさまの結婚問題」

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義 2021/1/6、11

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