第二回「”神の死”から”超人”へ」

ALSO　SPRACH　ZARATHUSTRA

第一部「ツァラトゥストラの序説」より いやはやとんでもないことだ。この老いた聖者は森の中にいて何も聞いていないのだ、”神が死んだ”ということを。（森の聖者とはキリスト教の価値観をそのまま信じている人）

キリスト教の価値観には、神がいて”善”と”悪”とがある。 ここにはルサンチマンが潜んでいる。「貧しい人や力の無い人は、強い人に嫉妬している。強い人を悪く言いたい。彼らは地獄に落ちる」。 「心清く」の生活は固定され形が決まってしまう。 一方、生の高揚には、”よい”と”わるい”がある。わるいはつまらないを意味する。生の高揚にはさまざまなやり方がある。生の実験をしていく。

ニヒリズム（無） 彼は20世紀と21世紀はニヒリズムの時代であると予言した。 末人（まつじん）になる。 「末人はノミのように根絶しがたい生き物である」。

「超人を目指して没落せよ」 ツァラトゥストラは町に下りて、民衆に”超人”を説くがわかってもらえない。そこにつなが張ってあって、つなわたり師が渡っている。背後から道化師がきて、つなわたり師を飛び越えてしまう。そのはずみで、つなわたり師は転落して死んでしまう。ツァラトゥストラは彼を葬る。

第一部「三段の変化」より 超人になるには 私は君たちに精神の三つの変化を告げよう。精神がラクダになり、ラクダが獅子になり、最後に獅子が幼子になる有様を。 　１）ラクダは荷を喜んで担う。 　２）獅子は否定の力である。 　３）幼子は夢中になって遊ぶ。 「幼子のように、むくのままで気力をみなぎらせて生きるためには、永遠回帰の思想を受入れなければならない。 教授：「ニーチェが最も言いたかったのは、この永遠回帰です」。

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オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 拝受者：　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義 通称：オリジナル教会 2020/5/6

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2011/5/1 笹倉正義