（１５）カトリックはキリシタンではない　　

「キリシタン」とか「ヤソ」とかが、政治上の理由で日本人同士の差別意識醸成されたものなら、どんな理由にせよ、使わないほうが良い。「カトリック＝キリシタン」の意識を、日本から払拭するための具体策があるのか、それを考えよう。キリスト教だけでなく、宗教界全体が縮小、反対に民衆の心の退廃が拡大の危惧の中、わたしたちは、「宣教」と「労働」において、時々の世代の模範となろう。わたしたちは、人々の模範となるべき、 キリスト教徒なのである。そして キリスト教会は、ローマ教会ひとつである。 だからといって、鎖国・禁教時代にその信仰を守り通した人々への「評価」が軽んじられて良いわけではない。その信仰を尊ぶことは良いことである。ただ、それが日本のカトリック信仰の源流であるとされては困るということなのである。 それは、繰り返すが、「キリシタン」は政治情勢の中に宗教が巻き込まれた、という側面を持っているということなのだ。できるだけ、信徒を政治利用から守ることができるかは、牧者たるものの務めのはずである。羊を戦闘に駆り立ててはならないが、歴史はにせ牧者の犠牲となった多くの羊の存在を教えている。 キリシタンはキリシタンとして、それを尊重したい人々にゆだねればよいし、カトリックはカトリックとして、その明快な「教義」を基盤としてまとまる者たちが発展させていけばよい。 ささくら修道会は、「カトリック教会に帰ろう」というスローガンを持っている。その「カトリック」は「キリシタン」ではない。それはローマ教会なのであり、そのローマとは、ローマ帝国のローマなのである。ローマ帝国の皇帝が、キリスト教思想の統合者を要請したのであり、それが教皇と定められたのである。 したがって、聖母マリヤとイエス・キリストをその信仰の基盤とするカトリックのスケールの大きさを、わたしたちは宣教するのである。

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オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに制作してよい」

ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義

略称：オリジナル教会

2019/9/8、9/12（追加）

（ささくら修道会規約）当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例（Today's English Version)

聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）

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