「マリヤさま」のマンガについて

このロゴは、キリスト教の説明書「ささくらキリスト教会」をWebに作りはじめて2年目ぐらいのものだと思う。一段落したら、マリヤさまのマンガを描こうとしたのである。しかし、テオピロとルカが誰かであることがわかって以来、わたしは何かにうながされて、より見晴らしの良い高みへと導かれ続けた。当時、わたしはプロテスタントだった。この言い方は振り返ってのもので、当時は本当のカトリック教会を知らなかったので、単にキリシタンではなかったという程度のものだ。

説明書は、到達点と思ったところに来たら、さらに次の峰が視野に入るといった具合に、あたかも「未知の山脈」の尾根を行くが如くに、その最終到達点を見せないのだった。そうした中で、藤沢道郎(著)「物語イタリアの歴史」に接し、キリシタン意識を吹き飛ばすような、カトリック教会が視野に入ることとなった。単なる読書にとどまらず、観光旅行でバチカンを訪れ、聖母マリヤと聖母子の置物を買うことになった。また、皇女ガラ・プラキディアのラベンナ、聖フランチェスコのアッシジなど、著書ゆかりの諸都市を見聞した。 イタリヤとスペインの旅行は、わたしの「キリスト教」観をまったく覆(くつがえ)すことになった。旅行で見聞したことは、わたしの知識を押し上げ、「キリスト教会取説」に反映されたし、キリスト教世界を拡大し続けている。日々の取説作成は、延々と続いている。 そうした中で、ついに、ルカが「処女受胎」のエピソードを、その文書の冒頭においた必然性に到達した。それは違ったイエスの出現だった。時を同じくして、エマオ村に向かう二人の弟子はテオピロとルカだとわかった。そして、テオピロは匿名(とくめい)だったが、その文中で本名(ほんみょう)が「クレオパ」と明かしたのだ。 こうしてわたしは聖書の核心、最高峰と思われる地点に到達したけれども、「取説」それ自体の完成にはあと10年を見込まねばならない。その日々の中で、「マリヤさま」のマンガを描くことになるのではないかと思わされた。愚直にして敬虔なカトリック教徒に、いきなり「膨大」なページの取説を読んでもらうのは気が引ける。短時間で読める「マンガ」がいい。これからは折に触れ、その構想にも気配りしたい。

祈り 愚直にして敬虔なカトリック教徒たちの誉(ほまれ)となることを願い、わたしは、 マンガ「マリヤさま」の、ショートストーリーを制作したく存じます、 一瞬ではありますが、そのようなことを心に浮かべたことを、 マリヤさまが御心(みこころ)にとめてくださるように、 そして「苦杯と十字架」より、復活により、 あらゆる不安と恐れとがあがなわれ、 愚直な信仰のもたらす希望、 歩み続けたく存じます、 その光のうちを。 アーメン 2021/3/7、3/8、4/17

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「新約聖書」目次

オリジナル教会の権能：「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義 2021/3/6(想起日)、3/7、3/12

（ささくら修道会規約）当会の用いる聖書は、口語訳聖書、文語体聖書、バルバロ聖書差分の３つに限定する。これ以外の、聖書の引用は異端行為として厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例（Today's English Version)世事に迎合した改編文章など異端以外の何ものでもない。（異端：=故意に対立すること）

ささくら修道会の指定聖書：「日本聖書協会　口語訳聖書」に準拠 新約聖書（１９５４年改訳） 旧約聖書（１９５５年改訳） バルバロ聖書（旧約差分）

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