ＯＳＫ「カンタレラ２０１６」

新婚の頃、近鉄「あやめ池遊園」のＯＳＫ「楊貴妃」を見た。なぜか「ようきひ、ようきひ」のフレーズが記憶に残っている。その後、近鉄はＯＳＫを支援しなくなった。 ふと、このＯＳＫのこの記事を読んだ。その時には、公演は終わっていたので、検索してブルーレイが販売されていることを知り、買った。 ＯＳＫの歌劇「カンタレラ2016」は、ボルジア家の「毒薬」を題材にしている。なぜかサボナローラが登場する。

１．「ミチオ書」のボルジア家 20-1ダビデ像制作に没頭している間に、ローマでは事態が急変していた。教皇アレクサンドルとその子で教皇軍・総司令のチェザレが、一夜の宴の後、病を発して重体に陥り、まもなく教皇は世を去り、チェザレは辛うじて命をとりとめた。世人は毒殺を噂し、教皇庁は混乱の極みに達した。

２．「モンテクリスト伯」のボルジア家 1-18-3-12そのなかの、法皇アレクサンドル六世伝の第三十章に、次のようなことが書かれていた。わしは、それを一生忘れなかった。ロマーニュの大戦の済んだ頃、征服を終ったセザール・ボルジア（法皇アレクサンドル六世の子）は、イタリー全土を買いとるために金の必要に迫られた。5一方）法皇（セザールの父）も、当時だいぶ失敗つづき、とはいうものの、なお恐るべき勢力のあったフランス国王ルイ十二世と手を打つため、金の必要に迫られていた。そこで、なにか一つ投機をやって巨利を博さなければならなかった。

３．「ミチオ書」のサボナローラ 15-21フランス王との交渉で償金を値切り、ピサ問題を不問に付し、要塞の譲渡を貸与に変えることに成功して何とかフィレンツェの体面を保ったサボナローラは、共和国最高権威の地位を不動のものとし、メディチ独裁体制を廃して古い自治都市民主制を復活、参政権を若干拡大し、中小アルテの不満を吸収した。その上で彼は一種の神政を布き、「お祈りを唱えながら国を治めること」が可能だと証明しようとした。

（ＯＳＫのファンという関係のみ）

2016/3/25、4/8 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会
2018/1/10