８４． ８４．
| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 84-1大空が 84-6これ、人間よ、主のみもとへと辿り行く汝の道は辛いけれど、必ずいつかは逢いまつる身ぞ。84-7その時、右手に帳簿渡される者は、84-8あまいお点を戴いて、84-9喜び勇んで家族のもとへ帰り行く。84-10これに反して、背中に帳簿を戴く者は、84-11いっそひと思いに殺して、と叫びつつ、84-12劫火に焼かれることであろう。84-13この男とて、かつては己が家族のもとで楽しく嬉しく暮していたに。84-14二度と（アッラーのみもとに）戻ることなぞあるまいとたかをくくったのが（いけなかった）。84-15いや、いや、彼のすることはすっかり神様が見てい給うた。 84-16誓おう、夕空の 84-21このクルアーンを誦んで聞かしても、拝もうともしないとは。84-22それならまだしも、罰当りども、これを嘘だと言い張るとは。84-23だがアッラーは彼らの胸に隠した思いまですっかり御存知。84-24されば、彼らに、苦しい天罰の福音を伝えてやるがよい。84-25と言っても、信仰に入り、義しい行いに精出す人々は別。そういう人にはふんだんに御褒美が用意してある。 |
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