５（７）海産物ＯＫ ５（７）海産物ＯＫ
| ---イスラム教徒は食べ物のことでずいぶん窮屈な思いをしているという印象だったが、そうでもないらしい。 5-89これ、汝ら、信徒の者よ、せっかくアッラーが許し給うたおいしいものを勝手に 5-91誓約する際に少し軽はずみな言葉使いをしたくらいでアッラーは別に汝らをお咎めになりはせぬ。だが正式に誓約しておきながら（それを破れば）咎め給う。そのような場合、罪の贖いとしては、汝らが普段家族に食わせている食物の中くらいのものを貧者十人に供すること、あるいは衣類を与えること、さもなければ奴隷を一人解放してやること。これだけの資力がない場合は、三日間の断食でもよい。これが正式に立てた誓約（を破った場合）の償いである。だが勿論、誓約は守るにしくはない。こうしてアッラーがいろいろと神兆を説き明かし給うのも、みな汝らに感謝の心を起させようがため。 誘惑に負けてはならない 5-92これ、汝ら、信徒の者よ、酒と賭矢と偶像神と占矢とはいずれも 5-94立派な信仰をもち、義しい行いをしている人たちなら、食物のことで避難されるいわれはない。本当に神を懼れ、信仰を抱き、義しいことを行い、またその上にも神を懼れて信仰を深め、またその上にも神を懼れて善行に励んでおりさえすれば。アッラーは善行に励む人間を愛し給う。 5-95これ、汝ら、信徒の者よ。汝らが手で 5-96これ、汝ら、信徒の者、メッカ巡礼で禁忌状態にある時には決して獲物を殺してはならぬ。もし万一それと知りつつ殺した者は、その報いとして、公正な人間二人に判定して貰った上で、殺した獲物と同価のものを自分の家畜の中から選び、それを捧げ物としてカアバに届けねばならぬ。さもなければ、貧者に食物を供するとか、またはそれに代るだけの（日数）断食してその償いとする。己が（間違った）行為から来る害をよく味わうために。過ぎたことは、アッラーもお赦し下さろう。だが（同じ過ちを）繰返す者は、アッラーのきつい報復を頂戴するであろうぞ。アッラーはその権勢かぎりなく、復讐の神におわします。 5-97海で取れるものを食うことは差支えない。これは汝ら及び旅する人たちのために備えた食料である。だが汝らメッカ巡礼で禁忌状態にある時は、陸で取れる動物は厳禁ある。アッラーを懼れまつれ。いずれ汝らみなそのお傍に召し寄せられる御神を。 5-98アッラーはカアバの聖殿を人々のために（祭儀の）基礎として指定し給うた。それからまた神聖月と、（カアバへの）捧げ物と、その（動物に マホメットと（記者）の役割 5-99使徒の務めはただ（神からの）伝言を伝えるだけ。アッラーは、汝らが外に見せることも、そっと隠していることも全部御存知。5-100言ってやるがよい、「悪いものとよいものとは同じではあり得ない、いくらお前の方では悪の多いのが好きでも」と。アッラーを懼れまつれ、汝らとても心はあるのだから。さすれば、いまに必ずいい目に遇えよう。 5-101これ、汝ら、信徒の者よ、そうむやみに質問ばかりするものではない。はっきりわかるとかえって身の害になるものもある。だがそういう種類の事柄についても、もし汝ら、『コーラン』が下されている最中にお伺いを立てれば、説明して戴けよう。アッラーは大目に見て下さろう。アッラーはもともとよく赦して下さる慈悲深い御神だから。そう言えば汝らより前にもこの種の問題について質問した者どもがあった。だが（お答えを聞いたら）すぐに信仰を失ってしまった。 5-102「耳裂き」とか「神聖 |
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