２．教会離脱(きょうかいりだつ)の機運(きうん)

イギリスの殿様を始めとして、欧州の殿様は、税収が増えると、だんだん教会がうっとうしくなってきた。モラルの面で何かとうるさく言われるからだった。できれば教会と縁を切りたかったが、そうすると民衆から見放されるおそれがあるし、単独では踏み切れずにいた。でも、頭の上のタンコブのような教会からの口出しにはストレスがたまる一方だった。「誰か、何かきっかけをつくってくれないかしらん」、教会離脱のための救世主を彼らは待ち望んだ。
 
映画「ヘンリー八世の私生活」
 
次へ
 
ページ制作者：オリジナル教会（初代代表）笹倉正義
（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会
ささくら修道会
2017/6/27
聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書
新約聖書（１９５４年改訳）
旧約聖書（１９５５年改訳）