ミカ書

預言者の書は、北王国イスラエルがアッスリヤに滅ぼされるに至る時代と、南王国ユダがバビロンに滅ぼされるに至る時代という、二つの時代のものしか残っていない。前者が第一次預言者の時代、後者が第二次預言者の時代である。 ミカは第一次預言者の時代に生き、数々の預言を残したが、中には王国の滅亡とは関係のない言葉もあった。「ベツレヘムエフラタよ」がそれである。王がダビデの子としてお生まれになる場所、それがベツレヘムなのである。今としては意味の無い数々の言葉の中に、それは永遠の輝きを放ち続けるのである。

目次

１章「侵略予告（１）」　サマリヤの傷はいやすことのできないもので、エルサレムまで及んでいる。

２章「侵略予告（２）」　あなたがたは説教してはならない。そのような事について説教してはならない。

３章「侵略予告（３）」　エルサレムは石塚となり、宮の山は木のおい茂る高い所となる。　エレミヤ

４章「シオンの娘よ」　律法はシオンから出、主の言葉はエルサレムから出るからである。

５章「王の出生地」　ベツレヘムエフラタよ、あなたはユダの氏族のうちで小さい者だが、　マタイ

６章「主の論争」　あなたがたは民のはずかしめを負わねばならぬ。

７章「夏のくだもの」　だれかあなたのように不義をゆるし、とがを見過ごされる神があろうか。

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「ナホム書」

2012/7/19-2012/7/27　笹倉キリスト教会　笹倉正義 2022/8/21(UTF->ShiftJIS) 聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書 旧約聖書（１９５５年改訳）