３．神様はいますか

天の父なる神
人は神を見たがります。それで、像を造ります。また信心については、上は国家安泰を願うものから、下はいわしの頭まで、いろいろです。しかし、ユダヤ教に示された神は、見えない神の性質を保たれました。その神が救主(すくいぬし)イエスをこの世に送られたことにより、その時代に立ち会った人々は神を見、声を聞き、その言葉の権威を確認しました。そして、イエスの昇天後、神はまた見えなくなりましたが、以前と違うのは、イエス・キリストの名によって、祈ったり、賛美したりできるようになったということです。父と子と聖霊による三位一体(さんみいったい)の神です。私たちは今、イエス・キリストを信じる信仰によって、理不尽や非条理をも掌（つかさど）る厳しい神を「天の父」と呼び、父なる神の只中にいることを実感するのです。
パウロ神学「神」
パウロ神学「天の父」

（使徒行伝）17-28われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。

神の姿
太陽も月も惑星も恒星もほうき星も、銀河もブラックホールも、まだ人類の知らない物質や定理や法則も、わたしたち人間の認識できるものは神ではありません。神は私たちと共にあります。イエス・キリストを信じる信仰の中に存在するのです。

（ヨハネによる福音書）14-8ピリポはイエスに言った、「主よ、わたしたちに父を示して下さい。そうして下されば、わたしたちは満足します」。14-9イエスは彼に言われた、「ピリポよ、こんなに長くあなたがたと一緒にいるのに、わたしがわかっていないのか。わたしを見たものは、父を見たのである。どうして、わたしたちに父を示してほしいと、言うのか」。
改訂2013/1/1　ＯＣＣ 
 
　 

（笹倉宗(ささくらしゅう)）聖母マリヤ福音教会代表　笹倉正義
通称：ＯＣＣ　（オリジナルキリスト教会）
2013/5/15、2016/1/2