（４）辞令：「鉄鋼短期大学留学」

わたしは鉄鋼短大に留学することになった。人事異動は社命であり、社内に公示される。驚いたことに、給料はそのままだった。「仕事」しないから、半分にということはなかったのだった。 試験の成績は、人工衛星の地球がコップにかわっただけの応用問題だった「物理」はだんとつによかったが、欠点の科目もあった。その科目は「補講」するというありがたいお沙汰（さた）だった。 住居は「青雲寮」、全寮制なのだった。寮生のほとんどは製鉄所の人たちで、「八幡製鉄」、「富士製鉄」のふたつで７０％以上、「住友金属」、「中山製鉄」などで９０％、それ以外で残りを埋めた。うちの会社は三人だった。 一年たたないうちに、「八幡製鉄」と「富士製鉄」が合併して「新日本製鉄」になった。青雲寮は新日鉄の寮になったと思われた。 二人部屋で相棒は八幡製鉄の坂井さんだった。この寮生活は、通学時間がおもいっきり短縮された環境だったから、おのずと「部活」に気が向いた。そして順次、（１）自動車部、（２）軟式テニス部、（３）吟詩部、（４）茶道部に籍をおいた。最後まで続いたのは（３）だった。この寮生活が、わたしの社会視野を大きく広げる養成所になったのだった。 詩吟は今でもやっている。茶道は、今はやる暇がない。

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いろいろ聖書　　ささくら宗聖書

2018/6/15　オリジナル教会　（初代代表）　笹倉正義
正式名称　（ささくら宗）聖母マリヤ福音教会
聖句引用：日本聖書協会　口語訳聖書
新約聖書（１９５４年改訳）
旧約聖書（１９５５年改訳）