（１）アッラーの （１）アッラーの
| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 39-1この啓典を下し給うはアッラー、その アッラーのお子 39-6もしもアッラーがお子が欲しいと思われたら、いくらでも御自分の創造し給うものの中から好きなものをお選びになれるはず。なんという勿体ないことか。ただ独りの神、絶対者におわすアッラーであるのに。 ---宗教的なことを言っているのだとすると、父なる神の子イエス・キリストの否定である。独りぽっちの神はさびしい。ユダヤのエホバ神は、出エジプトの民が自分を忘れないことを好まれた。彼らの離反を批判したのは預言者たちである。聖母マリヤの生んだイエスは、強盗バラバの罪を負って十字架に架けられた。復活した彼はイエス・キリストとなり、昇天して、神の右に座られ（見えなくなっ）た。彼の名のゆえに、エホバは父なる神となられた。キリスト教の神は、独りぽっちの神ではない。父なる神は、聖母マリヤの愛と、イエス・キリストによって、ユダヤ宗教を超えて、万民の信仰対象となられた。 ---格差社会の不満が生んだアッラーのことだとすると、その子がいないのは当たり前である。 39-7天と地を創造して、夜を昼に巻きつけ、昼を夜に巻きつけ、また太陽と月とを取り抑えてそれぞれ定めの時期まで走らせ給う。これが偉大な、寛大なお方でなくてなんでしょう。39-8お前たちをただ一つの魂から創り出して、同じくそれから伴侶を作り、お前らのために 39-9お前たちに信仰して貰わずとも、アッラーはお前たちなぞに用はない。だが、御自分の僕どもが罰当りなまねすればいい気持はなさるまい。しかし、もしもお前たちしみじみ有難いと思うなら、大いにおよろこびであろう。 誰一人、他人の荷物を背負うことはない、 ---イエス・キリストは、人には負えない荷を負われたゆえに、神の子と認められた。 お前たちみないずれは主のみもとに帰って行き、自分の（現世で）して来たことを逐一（アッラー）から話して聞かされる。39-10何しろ、（人間の）胸の奥底に秘めた思いまで全部御存知。 |
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