（１）審判の日 （１）審判の日
| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 37-1隊伍整然居ならんで、37-2言葉荒ららげ追い払い、37-3お 37-4まこと、汝らの神は唯一なる御神、37-5天と地と、その間に在る一切のものを統べ治め、日ごとの夜明けを 37-8最高会議を盗聞きすることもできぬ。（無理に昇ろうとすれば）四方から 37-11さ、彼らに伺いを立てて見るがよい、我らが（特別に）創造したものよりも、自分らの方が生まれつき強く出来ていたとでもいうのか、と。もともと我らが泥をこね合わせて造ってやったものではないか。37-12汝は感心しているのに、彼らは 37-16一体、わしら死んで塵と骨になってから、また喚び起されるというのか。37-17遠い遠いわしらの御先祖たちまで一緒にか」と言うばかり。 37-18言ってやるがよい、「そうとも、散々な有様で」と。37-19何しろ（いざその時となったら）それっとただ一声。彼ら、（その恐ろしい光景）を眺めては、37-20やれ、情なや、これは審判の日だ」と言うであろう。37-21「これこそ、お前らがなんとしても信じようとしなかったお裁きの日。37-22さあ、悪いことばかりしていた者ども、その妻、および彼らがアッラーをよそにして崇めていたものをひとまとめにして、37-23地獄への道に連れて行け。 37-24いや、ちょっとそのまま待たせておけ。彼らに訊ねたいことがある。37-25これお前たち、なぜ互いに助け合わんのだ。」37-26いや、いや、彼らも、今日となってはおとなしいもの。37-27互いに歩み寄り、ああだこうだと訊ね合っておる。37-28「あなた方右側から来なすったもんだから」と一方が言えば、7-29「よしてくれ、はじめから信仰なぞもっていなかったくせに。だいいち、わしらなにもお前らに押しつけたりできる筋合いのものでもなかったし。とんでもないこと。お前たち、もともと不遜な人間だった。37-30とにかくこうして主のお言葉が事実となってわしらにふりかかって来てしまったからは、ま、おたがい（天罰を）味わうまでのこと。37-31それはわしら、お前たちを迷わせたかも知れない。しかし、こちらも迷っていたのだから、しかたがない」と言う。 37-32こうして、その日には、どちらもわけへだてなく罰を蒙る。37-33 37-36「とんでもない。あれが持って来たのは真理であった。あれは（それまでの）使徒たちを確証した。37-37さあ、これから恐ろしい天罰をとくと味わうがよい。37-38どうせみな己のして来たことの報いにすぎぬ。」 37-39だがしかし、誠実一筋のアッラーの僕は違う。37-40そういう人々だけは、例のおいしい食物を頂戴できる。37-41すなわち、くさぐさの果物を。高い名誉を与えられ、37-42至福の園に入り、37-43 |
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