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| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 36-1ヤー・スィーン（呪文）、叡智ふかきクルアーンにかけて・・・・36-2汝はたしかに神の使徒、36-3正しい道を辿る者。36-4全能、全知の御神の啓示を奉じて、36-5父祖以来いまだ警告されたこともなく、それでうかうかしている民に警告すべく（遣わされた者） ---唯一神を持つユダヤ教徒とキリスト教徒がアラビヤにもいた。また、アラビヤにはアラビヤ人の拝む神々があった。ここに一人の貧しいアラビヤの男がいた。彼は、富める者と自分の境遇とを比較した。そして格差社会に覚醒した。彼には働いて富者への道を歩む手間を惜しんだ。そして、「彼らの財産を我が物とするには」と考えた。 単に人の財産を奪えば強盗であり、治安がある程度安定していれば、あからさまに強盗の仲間になるものはいない。ある時、一つの考えがひらめいた。それは、偶像を拝んでいる富者どもに罰を与えるという発想である。その罰を与えるのは唯一神である。 唯一神は、ユダヤ教とキリスト教の神である。ここにアラビヤの唯一神アッラーが誕生する。しかし、このアッラーは、元々が宗教的発想を持たない。格差社会の富者を、アッラーの名において滅ぼし、その財産を奪うのが真の目的であるから、アッラーは創造主を偽装したイスラムである。そのように考えて、これを読むと、なにやら分けのわからないことが書いてあっても、その真意を悟ることができる。 36-6信じようともせぬ故に、彼らの大部分にはもう御言葉が発動されてしまった。36-7すなわち我ら、彼らの首に首 36-9いずれにしても同じこと、汝が彼らに警告してやっても、やらなくとも。どうせ信ずることはない。36-10汝の警告が役に立つのは、自分から進んでお 36-11まこと、我らは死者を甦らせ、彼らが進んでしたことも、後に残した足跡も、一切記録しておる。どんなことでも全部明瞭な原簿につけてある。 36-12さ、みなに一つ譬え話をしてやるがよい。さる 36-15「我らがお前らのもとに遣わされて来たものであることは、神様が一番よく御存知。36-16お告げをありのままに伝えるのが我らの務め」と言えば、36-17「お前らのことは鳥占いに凶と出た。いいかげんに止めないと、石打ちにするぞ。ひどい罰を受けるからそう思え」と言う。36-18凶と出たのはそちらのこと。本当のことがわかっていたら（そのような態度がとれるものか）。いや、いや、お前たちのように目茶な人間はありはせぬ。」 36-19時にその邑の向うのはずれから一人の男、走って来て言うことに、「これ、みなさん、神の遣わし人に順いなされ。36-20お前がたに報酬を求めるでもなく、ひたすら正しい道を歩むこの方々に順いなされ。36-21わしを創り出して下さったお方を崇めないでなんとしょう。お前がただってみんないずれはお側に連れ戻されて行く身。36-22そういうお方をよそにして、ほかの神々なぞ崇めてなんとしょう。一旦お情ぶかい御神がわしに禍いを下そうと思い立たれたら、あんな者どもの執成しはなんの役にも立ちはせぬ。わしを救い出してくれることなぞできはせぬ。36-23そのようなことになったら、それこそ正真正銘の邪道というもの。36-24いや、わしはお前がたの（本当の）主を信奉する者。まあ、みなさん、わしの言うこと聞きなされ」と。 |
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