３３（２）イスラム女の ３３（２）イスラム女の
| 33-20実のところ彼らは、聯合軍が完全に立ち去ってしまったとは思っていない。そして今度またあの聯合軍が攻めて来たら、きっと砂漠の遊牧民にでも早変りして、むしろお前たちの情報を人伝てに聞くような身分になりたいものよと願うことであろう。お前たちと一緒にいたところで、殆んど抵抗らしい抵抗もしないであろう。 33-21まことに、神の使徒だけは（今度の戦闘でも）、ひたむきにアッラーと 33-23信徒の中には、アッラーと取りかわした契約にあくまでも忠実だった者も多かった。つまり、或る者は既にその誓いを果し、また或る者は待機しておる。が、いずれにしても、いささかも節を変えることはない。33-24こうして結局アッラーは、信義ある人々にはその信義の報いを与え、似非信者どもには御心のままに罰を与えたり、また思い返して赦したりなさる。なんと言うてもアッラーは実に気のやさしい情ぶかいお方。 33-25こんなわけでアッラーに追われた罰当りども、むしゃくしゃしながら、なんの得もとれずに引き下がって行った。アッラーが御自身でお前たちの戦闘を引き受けて下さったのだ。まことにアッラーは強いお偉いお方。 33-26その上、彼らに加勢した啓典の民をその砦から曳きおろし、その心中に恐怖を投げ込み給うた。そのあるものは、お前たちに殺され、またあるものは生捕りにされた。33-27そして彼らの領土、家邸、財産、それにお前たちが一度も踏んだことのない土地までお前たちに継がせて下さった、まことにアッラーは全能におわします。 ---エジプトの王パロがゴセンの地に増え続けるヘブル人に恐れを抱いたのはまさにこのことであったろう。アッラーの名の下に、貧者が集まる続けている。貧者はどの地にも多い。 （創世記） 47-3パロはヨセフの兄弟たちに言った、「あなたがたの職業は何か」。彼らはパロに言った、「しもべらは羊を飼う者です。われわれも、われわれの先祖もそうです」。47-4彼らはまたパロに言った、「この国に寄留しようとしてきました。カナンの地はききんが激しく、しもべらの群れのための牧草がないのです。どうかしもべらをゴセンの地に住ませてください」。 イスラムの女性の 33-28ああこれ、預言者よ、汝の妻たちによく言って聞かせるがよい、「お前たちもし束の間のこの世と、その上面の美だけが欲しいなら、さあさ、いくらでもわしが楽しませてやるぞ、いくらでも思いのままに暇もやるぞ。33-29だがもしお前たちアッラーと使徒と来世の宿とを憶うのであれば、そういう心がけよい女にはアッラーが大きな御褒美を用意しておいて下さったぞ」と。 33-30これ、預言者の妻よ、お前たちの中でもし誰かまごうかたない 33-32これ、預言者の妻よ、お前たちは普通の女と同じではない。もしお前たち本当に神を懼れる気持があるなら、あまり優しい言葉つきなどするものではない。心に病患のある男の胸にいやしい欲情をかき立てるもとになる。立派な言葉使いするようにせよ。33-33自分の家の中にどっしりと腰を据えておれ。かつての無道時代の（女）のように、やたらにごてごてお化粧しないよう。そして礼拝の務めをよく果し、喜捨をこころよく出し、アッラーと使徒の言いつけをよく守るよう。アッラーの望み給うはただ一つ、お前たち家庭の者よ、お前たちが穢れに染まぬようにしてやりたい、お前たちをなんとか浄らかにしてやりたい、とただこれだけ。 33-34お前たちの家の中でいつも誦まれているアッラーのお 33-35すべてを神にお委せした男と女、信仰ぶかい男と女、言いつけ守る男と女、誠実な男に誠実な女、辛抱強い男に辛抱強い女、慎みぶかい男に慎みぶかい女、施しを好む男と女、断食の務めを守る男と女、陰部を大切にする男と女、いつもいつもアッラーを心に念ずる男と女−−−こういう人たちにはアッラーは罪の赦しと大きな御褒美を用意してお置きになった。 33-36男でも女でもおよそ信者であるからには、アッラーと使徒が何かお決めになった以上、自分勝手に事を処理することはできぬ。よいか、アッラーとお使徒の言いつけきかぬ者は、あきらかに迷いの道を歩いておるのだ。 |
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