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| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 25-1 ---「御子を作り給うことなく」は、聖母子（東方ローマ教会）のキリスト教徒を意識し出した時代の挿入であろう。「天の父なる神」とイエス・キリスト（御子）と聖霊の、三位一体の神格は、アッラー神とは異なり、非条理な「死」からの救いである。聖母マリヤの受胎告知の受諾と、イエスに与えられた杯とバラバの十字架を負う運命に従うことは、共に非条理な、人間には受け入れ難いものであった。 コーランの言う僕や「信仰者」とは、指導者の配下となって、戦闘に参加する者のことである。奴隷を当然のこととし、女性の人格を認めない宗教書は、時代と共に色あせる運命にある。神の創造による宗教書は、時代や背景が変わっても、その救いの根幹はゆるがないものである。「聖母マリヤの愛」と「イエス・キリストの名」はいつまでも存続する。 25-3そういうお方をさし措いて、彼らは別の神々を崇めている。創造されるばかりで自分では何一つ創造できないような（偶像）どもを。25-4己が身に害すること、益することすらできぬものを。死も生も復活も何一つ自由にできはせぬ。 25-5それなのに、信仰なき者どもは、「こんなものみんなあの男のおでっち上げた嘘八百。どうせ誰かほかの連中に手伝って貰ったものであろう」などと言う。まったくひどいことを言うもの。でたらめにもほどがある。 25-6「どうせ昔々のお伽話しを誰かに書きつけて貰っておいて、それを朝な夕なに読んで聞かせてもらっているのさ」などとも言う。 25-7言ってやるがよい、「これを下し給うたのは、天と地の秘密に通じたお方、まことに気のおやさしい慈悲ぶかいお方だからこそ（お前たちそうして平気でいられるけれど）」と。 25-8またこうも言っている、「この使徒はなんでめしを食ったり、市場をぶらぶら歩いたりしているのだろ。なんで天使が派遣されて来て、一緒に警告しないのだろ。25-9なんで金銀財宝が（天から）降って来たり、いくらでも（うまいものが）食える果樹園が出現しないのだろ。」すると性悪の連中が「つまりお前たちの従っているお人は、物憑きしたただの人間なのさ」と（調子を合わせて）言う。 25-10見るがよい、彼ら随分といろいろな譬えを持ち出して来たものではないか。それですっかり迷い込んでしまって、道に出ようにも出られない。25-11ああなんと有難いことだ、（アッラー）はその気におなりになれば、あのようなものよりはるかに素晴しいものを汝に授けて下さろう。すなわち、 25-12それどころではない、彼らは例の時まで嘘呼ばわりした。よし、あの時のことを嘘だと言う者には炎々たる焔を用意してやる。25-13遥か遠くにそれが見えて来ると、はや沸々というその音、その咆哮が手にとるように聞えだす。25-14鎖につなぎ合わされてその 25-16言ってやるがよい、「さ、こうなるのがいいのか、それとも敬虔な信者のために、御褒美として、また旅路の果てとして、約束された永遠の楽園がいいか」と。25-17あそこへ行けば、欲しいものはなんでもあって、常とわまでも住めるのだ。これこそ主が御自ら責任を取り給う固いお約束。 ---周囲の人々に、アッラーを嘘呼ばわりされて、論理的に言い返せない。それで、空手形を発行して、アッラーを自滅させている。アッラーは、コーランの記者の作り出した偶像、たとえるならディズニーの魔王である。主の御名はみだりに唱えてはいけないのである。モーセの書には、このように書かれている。 （出エジプト記） 20-7あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。 （申命記） 5-11（３）あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。主はその名をみだりに唱える者を罰しないではおかないであろう。 |
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