（１）呪文「ターハー」 （１）呪文「ターハー」
| 慈悲ふかく慈愛あまねきアッラーの御名において・・・・ 20-1ター・ハー。我らが汝にクルアーンを下したは、何も汝を悲観させようがためではない。20-2ただ畏怖の心しる者への 20-8汝はムーサーの話しはもう聞いておるか。20-9彼が燃える火を見て、家族のものにこう言った時のこと。「お前たちここに留っておれ。あれに火が見える。20-10あそこへ行って燃木を貰って来てやろう。またもしかしたら、あの火で道がわかるかも知れないから」と。20-11さて彼がそこまで来ると、声あって呼びかけるものがある、「これ、ムーサー、20-12われこそは汝の主であるぞ。さ、靴をぬげ。汝は今、聖なる谷トゥワーにおる。20-13汝を特に選び出したのはこのわしじゃ。さればこれから啓示されることをよっく聴くがよい。20-14われこそはアッラーであるぞよ。 このわしのほかに神はない。さればわしに仕えよ。わしを心に念じて礼拝せよ。20-15まこと、時は近づきつつある。だがわしが（そのことを）隠そうとしておるわけは、20-16各人がそれぞれ自分でしたことによって報いを受けるようにしたいがため。20-17ともかく、これを信仰しようともせず、ただ思惑を追っているような者に妨げられて、汝まで背くようなことのないように。さもないと汝も滅びるであろう。 20-18ところで汝が右手に持っておるもの、それは何か、ムーサー。」20-19「杖でございます」と彼がお答えする、「これに 20-25さ、これからフィルアウンのところへ行け。あれの放漫無礼は目にあまる。」 ---フィルアウンとは、エジプト王パロのことであろうが、「放漫無礼」とは何のことであろう。エジプトは国家である。 |
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