ＯＣＣ研修会（２）報告書「鈴蘭」 ＯＣＣ研修会（２）報告書「鈴蘭」
| 鼻がつまり、痰のからむ、全くかんばしくない健康状態と、日々夜横になると不安を覚え立ち上がって戸外に出るという状況のなかで、今度こそしばらく休もうと考えた。会場からは歩いて帰った。私は休まなければならない。この三年間休んでいない。プロペラ機の身で音速を超えようとあがいているのではないか。空中分解してしまう。警戒音が鳴っているのだ。注意信号を読め。不時着して、休め。いいから休め。 |
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| バルバロ聖書差分を読むことは続ける。しかし、その他のことは二ヶ月間休む。別のことをして、三年間使ってきた脳と右手を休める。たとえば、プロ野球のＴＶ観戦なぞして別のことを考え、無意識に酷使した部分を休める。また、左手を使ってキーボードを打ち、右手を休めるなどである。マナが止まるかも知れないが、今は休まなければならない。 |
| （経過報告）2014/6/8（記） そういうわけで、5月、６月の二ヶ月間を休むことにした。5月の連休が蓄膿症状の最悪期間となった。連休明けの日は、朝から鼻汁が充満し、声を出すと耳が変になった。ついに南千里駅のホームに広告のあった耳鼻科に行った。そこの医師は、鼻汁を全部吸いだしてくれた。これを契機に、薬によって、症状は快方に向かった。医師は、もういいだろう、といった口調だったが、私はムコダイン投与継続を希望した。そして、それを継続中である。 三年少し前に、キリスト教の説明書、「笹倉キリスト教会」作成に着手した。IBMホームページ・ビルダーに表示されるWebページの枚数を見て、「とても管理できない」と思った時、期せずして、私は千里山に程近い、関西スーパー近くの耳鼻科へと導かれた。そして、医師に蓄膿を指摘され、ムコダインを１２週間続けた。 私は、２０歳のころ、尼崎の労災病院で蓄膿手術を受けた。そして、人生が変わった。もうちょっと放置していたら、私は廃人になるところだった。しかし、手術で可能なのは、ほおの骨の空洞に溜まった膿を取り出すことだけで、その奥のおでこに至る複雑な空洞のものは取り出せない。それは、身体が焼かれる日まで、そこにある。そう思っていた。 しかし、MRIの結果、そこに膿はなかった。おでこの奥の古い膿は、ムコダインによって完全に排泄されたと思われた。信じがたいことだが、無理とあきらめていたものが、見たとおりの現実となった。ホームページ・ビルダーにいくらページが増しても恐れを感じなくなった。そして、日々、マナのように心にふりそそいだものを、私は書きとめた。「さすがに、これはとうてい謎のまま、わかるはずがない」と思ったことも、翌日にはなぜか分かった。 そのようにして、マンションの管理人の務めのかたわら、説明書作成の日々が続いた。しかし、ついに、横になることが苦痛、夜中何回も目覚め、朝目覚めて横になっていることがつらく、不安に覆われることとなった。研修会の二回目の体調は心身共に、どん底だった。 しかし今、カタコンベの事前情報を公開したく思って、完全に休むわけにはいかなかったけれども、復調し、再びパワー全開へと導かれている。「あの人はマニュアルを完成させずに死んだ」、弱った心身は、そう人に言われることを想像させた。しかし、今はそれもない。私は、自分自身闘っているのだから、再び不調に陥り、精神的な障害を併発して、そのまま死んだとしても、私は戦士として死んだのである。そのように思えるようになったからだ。 さて、次の日曜日には、関空からイタリヤに旅立つ。それは、私たち夫婦にとって、完全な休暇であり、旅行そのものを楽しもうと思う。同伴のAにとっても、彼女のよき日々となるように、心がけたい。私は、間もなく、再び離陸し、果たすべき役割を果たしていくのだから。 |
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