（５・４）みはるかす
眺望
(
ちょうぼう
)
の
神域
(
しんいき
)
ビーナス城と名前の遺跡は、ノルマン王朝の築いた
砦
(
とりで
)
であり、その名前はそぐわない。そこはエリチェの最高峰であり、
標高
(
ひょうこう
)
は７５７ｍある。紀元前の昔、そこにはギリシャの神殿が建っていたという。その神殿は「国旗」として存在したのではなく、「産めよ増えよ」を
祈願
(
きがん
)
するための神聖な
祭祀
(
さいし
)
のためだったと思う。遠く母国（都市国家）から離れたこの地で、見渡す限りギリシャ人の所有となるように、性的な儀式を、女神ビ−ナスに
奉納
(
ほうのう
)
したのである。
後にイスラムがシチリヤに押し寄せ、ついでノルマン軍団が占領して王国を
興
(
おこ
)
し、この地に砦を築いた。神殿は
壊
(
こわ
)
されてノルマン砦となったのだが、今はビーナス城と呼ぶ。
エリチェの神域「ビーナス城」の気持ち
次へ
ページ製作者： オリジナル教会（初代代表）笹倉正義
正式名称：
（ささくら宗）
聖母マリヤ福音教会
ささくら修道会
2018/8/12、2024/6/22
選定聖書：日本聖書協会 口語訳（こうごやく）聖書
新約聖書（１９５４年改訳）
旧約聖書（１９５５年改訳）
（５・４）みはるかす （５・４）みはるかす
