２５．宗旨(しゅうし)替えについて

我が家のキリスト教事情
わたしは２９歳で洗礼を受けました。「キリスト教」入信は、家族や親族に喜ばれませんでした。わたしは３５歳で結婚しました。相手はクリスチャンではありませんでした。わたしの前にクリスチャンの女性は現われませんでした。そのａはわたしに合わせようとしましたが、悦びを伴っていないようなので、無理に合わせなくてもよいように計らいました。

結婚事情
ｂはこの前結婚しましたが、相手はキリスト教には無関心と思いました。ｂもそうでした。家族はキリスト教には関心がないように思えますが、わたしの信仰は認めざるを得ないとも思っているようです。考えて見ると、わたしは彼らに今まで、「見ろ、これがキリスト教だ！」と言えるものを持たなかったのです。

それが、「笹倉キリスト教会」というキリスト教の説明書をＷｅｂに作成するようになって、ルカが誰かに確信が持てて、そして、聖母マリヤとイエスの人には決してまねのできない信仰を見て、「見ろ、これがキリスト教だ！」と言えるものが姿を現しつつあります。

信仰の確証事情
彼らには間に合わなかったけれども、わたしが天に召されたあとでは、残したキリスト教の説明書によって、救われる可能性は残されたのです。わたしは、彼らのふるさとを、キリスト教に求めていました。彼ら歳が進んで、死を見つめるようになった時、救いを与えうるのは、オリジナル教会の教義しかありません。その説明書を読んで、死から開放されるかどうかは、聖母マリヤとキリストの知識が、信仰に関連付けられるかどうかで決まります。しかし、それはわたしの知るところではなく、彼らと神の問題です。

日々のさまざまの活動が、その根底にキリスト教信仰があるものと、そうでない者との間に何の差もないのでしょうか。ないかもしれません。しかし、その累積は、違ってくると思います。わたしの願いは、キリスト者が特殊な者ではなく、当たり前のように存在している日本社会の実現です。神道と仏教とキリスト教との鼎立(ていりつ)がそれです。

神の御言を聞いて行う者こそ
わたしと彼らとの関係については、このように言われています。
（ルカによる福音書）
8-19さて、イエスの母と兄弟たちとがイエスのところにきたが、群衆のためそば近くに行くことができなかった。8-20それで、だれかが「あなたの母上と兄弟がたが、お目にかかろうと思って、外に立っておられます」と取次いだ。8-21するとイエスは人々にむかって言われた、「神の御言を聞いて行う者こそ、わたしの母、わたしの兄弟なのである」。
聖母マリヤ以外には、全ての人に対して、この言葉が当てはまります。「神の御言を聞いて行う者こそ」は、聖母マリヤのことに他なりません。

また、キリスト教徒（クリスチャン）はキリスト教徒と結婚しなければならないのであれば、結婚の自由はありませんし、日本では、そもそも相手がいません。
（コリント人への第一の手紙）
5-9わたしは前の手紙で、不品行な者たちと交際してはいけないと書いたが、5-10それは、この世の不品行な者、貪欲な者、略奪する者、偶像礼拝をする者などと全然交際してはいけないと、言ったのではない。もしそうだとしたら、あなたがたはこの世から出て行かねばならないことになる。5-11しかし、わたしが実際に書いたのは、兄弟と呼ばれている人で、不品行な者、貪欲な者、偶像礼拝をする者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪をする者があれば、そんな人と交際をしてはいけない、食事を共にしてもいけない、ということであった。

日本のキリスト教事情
日本人の大半は、神道の神社参りと仏教の葬式であり、そして結婚式だけはキリスト教式を容認しています。クリスマスはキリスト教信仰とは関係ありません。だから、キリスト教徒というと、そのバランスがこわれるのではないかという意識が働くのです。ですから、日本人の精神構造が変わらない限り、日本のキリスト教拡大はありません。

わたしは見られている
ａも、ｂも、ｃも、わたしの信仰をそれとなく見ています。その結果が他と何の変わりもなければ、彼らは失望するでしょう。しかし、わたしはこの数年間、一つの見えざる山を登って、それを日々書き留めているのです。結論はすでにあり、しかもそれは極めて単純です。希望は、聖母マリヤと、イエス・キリストと、二人の絶対信仰を信じさせてくれる内なる聖霊と、父なる神の三位一体の信仰に関連付けられた、一人の人生の結末を見彼らが見ることです。

信仰は強制ではありません。結婚に関連付けてはならない、と今は思います。それは自ずと起こらねばなりません。そして、その時は、父なる神が備えていてくださると信じます。わたしの周りになぜキリスト教徒がいないのか。それが残念に思えた日々もありましたが、今は別の思いがあります。

「キリスト教の説明書」作成事情
もし、彼らが、また彼らの友や伴侶が日本において貴重なキリスト教徒であるのなら、わたしは幸せではあるが、わたしは日本のキリスト教徒の数の問題を考えることはなかったでしょう。キリスト教の説明書を作ろうとは思わなかったでしょうし、オリジナル教会を創ることもなかったのです。

望みは消えず
かと言って、わたしは不幸ではないのです。彼らが、わたしの信仰の果実を見る日があるかも知れないとの希望のゆえです。「死の問題」を解決する宗教は、聖母マリヤとイエス・キリスト信仰以外にはないからです。信仰があろうがなかろうが人は死にます。それでもキリスト教は必要かというのが、わたしの死にざまによって、彼らへの証なりメッセージとなるのです。

結論
そういうわけで、キリスト教に宗旨を変えるというのは、従来のおおらかな神道や仏教からでも難しく思えるのに、新興宗教からではなおさらでしょう。

しかし、オリジナル教会に宗旨を変えたいというのでしたら、「聖母マリヤとイエスを信じる」という告白以外、あなたが多くを語る必要はありません。オリジナル教会、すなわち（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会の、説明書はインターネットにあるので、反対者にそれを読むように言えばいいだけです。

読む気のない相手なら、なおさら気にかける必要はないでしょう。相手は信仰うんぬんよりも、世間体を気にしているだけです。オリジナル教会の信者の数の最終目標は、神道と仏教と鼎立できる数なのです。オリジナル教会員ではない方がむしろ、世間体が悪い日が来るのです。わからずやには、そう言ってやりましょう。
　
 
　 

オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会
2013/6/24、2016/1/1