７（７）現地民ラティニ人に

○（７−７）約束の土地の探索を開始 (7-148)(7-149)(7-150)(7-151)(7-152)(7-153)(7-154)(7-155) (7-156)(7-157)(7-158)(7-159) 翌日、早朝（そうちょう）の陽光が地面を照らす頃、八方（はっぽう）へ散った偵察隊は、民の住む町、その地域と海岸線を探索した。彼らはヌミクス川（アエネアスの死の伝説と結びついた川）の源泉の沼、テュブリス川、および勇敢なラティニ人の住処（すみか）を確認した。 そこでアンキセスの裔（アエネアス）は、全階層から百人の派遣団を選出し、当地の王の弥栄（いやさか：いままでよりも栄えること）の城壁を訪れるよう命じた。彼は全員の手に柑橘（パラス：オリーブ）の枝（敵意のないことを示す印）を持たせ、支配者に贈り物を届け、テウクリ（トロヤ）人のために平和を請い求めるように言いつけた。直ちに使者たちが出発し、任務を遂行すべく急行すると、アエネアスは浅い濠を掘って城壁の土台造りに着手した。彼は地面を整え、海近くに、陣営の形で最初の基地を造り、尖壁（せんへき：ペンナ）と保塁（ほるい）でぐるりと取り囲んだ。(7-148-159)

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2015/11/20 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会