７（３０）ウムブロ

○（７−３０）（１１）ウムブロ (7-750)(7-751)(7-752)(7-753)(7-754)(7-755)(7-756) (7-757)(7-758)(7-759)(7-760) さてマルルウイアの一族（手品や蛇使いで知られた）からは、アルキップス王の命を受けて、兜（かぶと）に幸運のオリーブの葉を飾ったウムブロが参戦した。彼は武勇に優れた神官で蛇や毒を吐く水蛇（ヒュドラ）がいると、呪文（じゅもん）をとなえつつ御九字（おくじ）を切って眠らせてしまう。彼は蛇の興奮を鎮（しず）めるさまざまな術を心得（こころえ）、その咬（か）み傷を緩和することにも長（た）けていた。 しかしこんな彼もダルダヌスの槍傷（やりきず）を治（なお）すことはできなかった。彼自身が傷ついた時には、眠りをもたらす呪文も役にはたたず、マルシ人たちの山の薬草も効かなかった。ウムブロよ、アンギティア（姉妹の魔女、キルケとメディア）の聖林も、フキヌス湖の美しい波も、澄み切った池たちも声をそろえてあなたのために泣いた。(7-750-760)

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2015/11/22 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会