７（２７）ハラエスス

(7-723)(7-724)(7-725)(7-726)(7-727)(7-728)(7-729) (7-730)(7-731)(7-732) ○（７−２７）（８）ハラエスス 続いて登場するのはアガメムノンの従者（じゅうしゃ）（一説には庶子）ハラエススで、彼はトロヤの名のつくものをすべて憎んでいた。彼は戦車に馬をつなぎ、一千人の猛者（もさ）を引き連れてトウルヌスのもとへ馳せ参じた。その連中は、バックス神の恵み豊かなマシカの地（カムパニア地方）に鍬（くわ）を入れる農民たち、アウルンキの元老（げんろう：パトレス）たち(7-211)が高い丘から送り出した兵（つわもの）ら、そして隣接するシディキナ高原の勇士たち。 加えてカレス（カムパニア地方の町）の町人（ちょうにん）とオスキ人（カムパニア地方の民）の一隊。彼らは切っ先（きっさき）鋭（するど）い手槍（てやり：アクリュス）を使った。それをしなやかな革紐（かわひも）に繋（つな）いで投げる。左手を皮の小盾（こだて）で覆（おお）い、接近戦（せっきんせん）では半月刀（はんげつとう）を用いる。(7-723-732)

次へ

2015/11/22 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会