７（２４）カエクルス

○（７−２４）（５）カエクルス (7-678)(7-679)(7-680)(7-681)(7-682)(7-683)(7-684)(7-685) (7-686)(7-687)(7-688)(7-689)(7-690) プラエネスティナの都（プラエネステ）の建設者カエクルスも遠征に加わった。この王は生れた時、田舎（いなか）屋敷（やしき）の暖炉の傍（かたわ）らで、家畜たちに囲まれて発見された。このため彼の父はウォルカヌス（火の神）だと代々信じられてきた。彼に従う大軍団も田舎臭（いなかくさ）かった。高山の町プラエネステの勇者たち、ユノ信仰のガビイの畑を耕す兵（つわもの）ども、冷たいアニエンの流れの畔（ほとり）から馳せ参じた者たち、幾筋（いくすじ）もの小川（おがわ）が貫流（かんりゅう）するヘルニカの岩場の住民たち（ヘルニキ人）。 加えて豊かなアナグニア（ヘルニキ人の町）よ、あなたが養う勇士たち、また父なるアマセヌスの川よ、あなたが育てし武士（ぶし）どもも参加した。彼らが皆、通常の武具を整え、盾を持ち、轟く戦車に乗ってやって来たとは限らない。多くの者は、投擲（とうてき）用の灰色の鉛（なまり）の礫（つぶて）を携（たずさ）えていた。一双（いっそう）の手槍を持つ者も多かった。彼らは、狼皮（おおかみのかわ）の茶色い頭巾（ずきん）で頭部を防護（ぼうご）していた。左足は裸のまま、右足のみに生皮（なまかわ）の長靴（ながぐつ：ペロ）を履（は）いていた。(7-678-690)

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2015/11/22 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会