７（２１）メッゼンティウス

○（７−２１）（１）メッゼンティウス (7-647)(7-648)(7-649)(7-650)(7-651)(7-652) (7-653)(7-654) 先陣を承（うけたまわ）るは、テュレナ（エトルリア）の岸辺より来（きた）るメッゼンティウス。猪（いのしし）武者（むしゃ）で、神々を軽蔑することでは人後（じんご）に落ちぬ人物だった。彼が陣容を整えると、その側（かたわら）に息子（むすこ）のラウススが立った。ラウレンス人のトウルヌスを除けば、彼ほど美しい肉体の持ち主はいなかった。馬を馴らす名人で野獣の制圧者であった。 彼は一千の兵（つわもの）を率い、アギュリナの都をあとにした。ただそれは無駄に終ったことであった。彼はもっと良き父の指揮下にいた方がよかっただろう。実（じつ）の父がメッゼンティウスであったとは気の毒なる次第。(7-647-654)

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2015/11/21 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会