アレクサンドル・デュマがローマに滞在したと思われる1800年代の中頃には、このあたりは草むらであり、ローマ法王庁(歴史的にはイタリヤが独立した王国になる直前)の官憲も寄り付かないような所だったのではあるまいか。現在のように観光客向けに内部が煌々とした照明に照らされたものではなく、要望に応じて興行師がたいまつで一時的に明かりをつけたのではあるまいかと思う。ローマに近い、山賊の隠れ家としてはこの上ない場所だと、著者は思ったのだ。 |
ページ制作者:(ささくら宗)聖母マリヤ福音教会
通称「オリジナル教会」 初代代表者 笹倉正義
ささくら修道会
2017/5/20