（３）ローマにて

クレオパトラは自分の胎によってシーザーの子を産んだ。シーザリオンと名づけられたその子は、エジプトとローマを受け継ぎ、アレキサンダー大王を凌ぐ者になるはずだった。しかし、寄る年波にあせったシーザーは、元老院を緊張させ、過激派によって白昼に刺し殺された。ここにクレオパトラの野望の第一幕が下ろされ、母と子はエジプトに帰っていった。シーザー腹心のアントニーによって後継に指名されたのは、オクタビアンだった。

（３−１）ローマの留守宅　クレオパトラがシーザーの子を宿したことがローマにも伝わった。

（３−２）息子ができた　クレオパトラは無事男子を産み落とし、シーザーはそれをわが子と認めた。

（３−３）オクタビアン　神経質そうな青年が登場するが、彼が後のローマ皇帝アウグストである。

（３−４）シーザーの凱旋　シーザーはアレキサンドリヤを離れてもすぐには帰らず、二年間戦った。

（３−５）女王の焦燥　シーザーに終身独裁官の称号と権限が与えられたが、王の意味ではなかった。

（３−６）セレモニー　ついにクレオパトラはシーザリオンを伴って華々しくローマに入った。

（３−７）帝王学　シーザーは公務の合間にまだ幼児のシーザリオンに帝王学を教えた。

（３−８）皇帝にせよ　シーザーは味方のはずの議員を自宅に招き、自らの要求を伝えた。

（３−９）陰謀　シーザー暗殺がブルータスにささやかれた。計画が漏れれば万事休す。

（３−１０）シーザー謀殺　ブルータスら、元老院の過激派はシーザーを刺し殺し、逃亡した。

（３−１１）シーザーの火葬壇　クレオパトラは息子シーザリオンと共にエジプトに帰っていった。

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2015/8/28-9/4 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会