エペソ人への手紙

謝辞：聖句は全文、日本聖書協会の口語訳聖書(1954年版）からの引用です。
エペソ教会は、プリスキラ（プリスカ）とアクラの夫婦の住む家の教会である。家主はガイオであろう。パウロの獄中書簡としては、珍しく割礼問題が書いてないのは、この教会のリーダーである彼らがしっかりパウロの教えを守っているという信頼を示すものであろう。キリスト教の奥深い知識と、教会員への教訓などが記されている。この手紙には、再臨思想の挿入もなく、すっきりとしていて、おごそかな気持ちにさせられる。
　 
手紙が書かれた順番

新約聖書の地図
 
目次 
１．エペソ教会への挨拶　(1-1-19)絶大なものであるかを、あなたがたが知るに至るように、と祈っている
２．主権者への戴冠の源　(1-20-23)自分の右に座せしめ、彼を、すべての支配、権威、権力、権勢の上
３．異邦人に与えられるイスラエルの国籍　(2-1-22)建てられて、霊なる神のすまいとなるのである
４．キリストの無尽蔵の富を異邦人に　(3-1-21)あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより
５．聖霊と信仰と知識の一致　(4-1-13)キリストの満ちみちた徳の高さにまで至るためである
６．キリスト教会の成長　(4-14-16)それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育て
７．聖徒への奨励の言葉　(4-17-32)-(5-1-21)キリストに対する恐れの心をもって、互いに仕え合うべき
８．妻と夫への奨励　(5-22-32)自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい
９．親子と主従への奨励　(6-1-9)子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである
１０．悪魔の策略への対処方　(6-10-18)絶えず祈りと願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、
１１．結びの言葉　(6-19-23)この福音のための使節であり、そして鎖に鎖につながれているのである
 

2010/11/13(土)　笹倉正義
2011/2/22(火)
オリジナル教会初代代表　笹倉正義
2013/4/25（文番号入力）