（３）ロレーヌの乙女(おとめ)

シノンのシャルル７世王太子のもとに手紙が届けられた。「X」のサインのあるその手紙には、明日到着して、シャルル７世に謁見したい旨が書かれていた。用件は、ランスの開放と、王太子の戴冠実現についての話し合いである。王太子の軍隊の指揮権を与えてほしいというものである。 側近たちは、英国に組しているブルゴーニュ派の罠だと、謁見に反対する。しかし、王太子の義母は、ランスでの戴冠ができず、即位できないために、身動きがとれない状態では、ロレーヌの乙女と言われているジャンヌに会ってみるべきでは、との意見を述べる。 王太子は、ジャンヌの力量をどう測ったらよいのかと苦慮するが・・・。

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2015/6/18 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会