「共和国広場」から教会の下までタクシーを飛ばした。チップも含めて25ユーロだった。安全とスピードを考えたらタクシーですという添乗員さんのアドバイスに従った。結論をいうと、まさにそうだった。教会に行く目的は、礼拝ではなく、売店だった。欲しかった台座つき十字架の置物は見当たらず残念、代りに何か買おうと思ったその時、ぱっと目に入ったのが母子像の聖画だった。 なぜ、置物がほしかったのかというと、二回目の旅行で買ったその置物の台座から十字架がとれてしまったから。それをもって遊んでいたまつりさまが、二つになった模型をもってきて、くっつけるようにというしぐさをされた。「だめだな、こりゃ、爺(じい)にはむり」と言ったものの、まつりさまは、あきらめきれないようすで、なんどもつけるようにという仕草をくりかえされた。それで、「今度行く機会があったら・・・・」と思っていたのだった。 買った絵は「街角の聖母」という名前だった。聖画ではなかった。自宅に飾るにはいいかな。帰り、ローマ空港の売店でも見かけた。「おみやげ」らしい。(2021/7/27追記) |
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