3-7-1クレオンはテバイの王権を継承して、アルゴス人の死骸をば埋葬せずに遺棄し、何人も葬礼を与えるべからずと布告して番人をおいた。 3-7-2十年の後、倒れた者たちの子供らは−−−彼らは後裔(エピノゴイ)と呼ばれているが−−−父の死の復讐をせんものと、テバイに遠征することを欲した。 3-7-3彼らは先ず周囲の村落を荒廃せしめた後、テバイ人がエテオクレスの子ラオダマスに率いられて攻め来たった時、勇ましく闘った。 3-7-4アルゴス人は後テバイ人の遁走を知って市中に入り、戦利品を集め、城壁を破壊した。 3-7-5テバイ攻略の後アルクマイオンは母エリピュレが彼に対してもまた賂をもらったことを知って、なおさら憤り、アポロンの彼に対する神託により、母を殺害した。 3-7-6カリロエはアルクマイオンの死を知り、ゼウスが彼女に近づいた時に、アルクマイオンから得た子供が父の殺害の復讐をするために大人(おとな)になるように願った。 3-7-7このことを母に明かした後、頸飾りと長衣(ぺぷろす)とを、アケロオスの命に従い、デルポイに赴いて奉献した。 |
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3.「イリアス」と「オディッセイア」の物語と地獄行きについて参考になればと思ったが、その他の物語についても入力した。物語が実は部族の先祖にリンクするためのものであることに気づいたが、キリスト教には関係ないため、全文入力にはしなかった。物語が、部族の先祖、あるいは後裔に関連付けられることは、モーセ五書に似ている。ギリシャ神話を口伝(くでん)で継承したのは吟遊詩人たちである。モーセ五書は、ユダヤ人十二部族の宗教集団レビ人の作品であるだけに、律法を含んだ聖典として洗練されている。 |
2015/3/22 オリジナル教会(初代代表) 笹倉正義
正式名称:(笹倉宗)聖母マリヤ福音教会