８（１９）画：ポルセンナ王の顔色

○（８−１９） （３）ポルセンナ王と川を泳いで逃れた女性クロエリアの場面 (8-646)(8-647)(8-648)(8-649)(8-650)(8-651) 追放されたタルクイニウス（ローマ最後の王）をかくまうよう命じたポルセンナ王（エトルリアの町クルシウムの王）の姿も見えた。彼は大軍でローマの都を取り囲んだ。しかしアエネアスの一党（ローマ人）は自由のために武器を手にして戦った。コクレス（ローマの武人）は橋が落ちるまで敵を支えきり（防衛のためにティベリス川の橋が切り落とされた）、クロエリア（人質としてアトルリアの陣営に抑留（よくりゅう）されていたローマ人の女性）は縛（ばく）を解いて川を泳いで逃げ帰った。かかる大活躍を見せつけられては、ポルセンナ王も怒りでひきつる顔を、威嚇（いかく）の表情でごまかすほかはなかったのだろう。(8-646-651)

次へ

2015/11/25 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会