８（２０）画：タルペイア砦の番人

○（８−２０） （４）タルペイアの砦の番人マンリウスの場面 (8-652)(8-653)(8-654)(8-655)(8-656)(8-657)(8-658) (8-659)(8-660)(8-661)(8-662) 盾の上部にはタルペイアの砦の番人マンリウスの姿が描かれていた。彼は神殿の前に立って、険（けわ）しいカピトリアの丘を守っていた。そこには古いロムルス時代の様式そのままに、藁（わら）で新しく葺（ふ）きなおされた王館（おうのやかた：レギア）がそびえていた。そして黄金（おうごん）の柱廊（ちゅうろう：柱と屋根だけの壁のない廊下）のあいだを一羽（いちわ）の銀の鵞鳥（がちょう）が飛び跳ねて、宮居（みやい：神社のある所、皇居）に迫るガリ人の襲来を告げていた。 敵は茨の藪に身をひそめて接近し、砦を奪取しようとしていた。彼らは暗黒の夜を味方にし、闇に身を隠（かく）していた。彼らの長髪（ちょうはつ）と髭（ひげ）は金色（こんじき）に光っていた。縞模様（しまもよう）の外套（がいとう：サグム）が輝き、乳（ちち）のように白い首には黄金の首輪が巻かれていた。彼らは片手で二本のアルペス（アルプス）槍をかまえ、長い盾を体の前方（ぜんぽう）に支え持っていた。(8-652-662)

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2015/11/26 オリジナル教会（初代代表）　笹倉正義
正式名称：（笹倉宗）聖母マリヤ福音教会